
仙台まで来たからには、どうしても見たいものがありました。
ゲーム「信長の野望」では防御力10を誇る黒漆五枚胴具足、伊達政宗が使用していた甲冑です。(以下、許可を得ての撮影画像)


模造品ではありません。本物です。ついに目の前で見ることができました。
日本は、ちょっと前まで戦争をしてて、ちょっと前まで侍がいたんですね。テレビも車もインターネットも無い日本という国が、確かにあったわけです。
あの川で水遊びをし、あの山をかけめぐり、青葉城には政宗公がいたわけです。数百年が経った今でも「あの川」はあり「あの山」もあり青葉城址もあります。
侍だ戦争だと言えば現代とは大違いのことなので大昔のことのように思いますが、数百年とはもしかしたら思うほど昔でないかもしれません。
着ている服が違うだけで、あの時代にも同じ日本人がいたということです。
携帯電話やインターネットが無かった時代を、自分たちはすでに経験しています。しかし、今生まれた人たちは、ネットも無かった時代でよく生きてたねなんて思うはずです。その感覚が少しだけ大きくなっただけなのかもしれません。

青葉城の復元模型です。渓谷と崖に挟まれた天然の要塞であることがわかります。昔の人ってすごいです。でも、それだけ命を守ることに必死だったわけです。それだけ、いつ死ぬかわからない時代であったわけです。

伊達政宗公肖像画。
大河ドラマの印象があるので、やや複雑な心境w