何年ぶりだろうか、十何年ぶりだろうか、久しぶりの海苔巻き。
小学生の運動会の昼食でよく食べた海苔巻き。
節分だとか方角だとか、そんな目の前の小さな社会ではなく、遠い遠い記憶の中に自分を引きこむひとつの食べ物。
その中では自分は子供であり、親は母であり。
子供は大きくなると親から離れ、親も一人の女性に帰っていく。
実際には思うほどひとりの女性に帰っていくわけでもないだろうけど、怒られる回数が皆無になった今、教育の役割は減り、自分からはひとりの女性に見える。
海苔巻きを食べた自分と、作ってくれた親。
親は久々に母になり、自分は久々に子供になった。
鬼は外、福は内。
今日の自分の心には、鬼はいない。
…とまあ、こんなブログも書きたいわけですが、キャラを考えると心の中にしまっておくことが多く、しかも両親ともまだまだ健在なわけで、精神的な文章はまだ早いわけです。
何気に初めて食べる千葉県産の落花生。
値段が高いので、今までは中国産ばかりでした。
中国産より甘く、少しだけやわらかい食感で、おいしい落花生でした。
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