2009年05月08日

秋田ひとり旅〜比内地鶏編

秋田と言えば比内地鶏。この比内地鶏を、ぜひ塩の焼き鳥で食べたかったわけです。
秋田市内でも有名な2店で食べることにしました。

秋田ひとり旅〜比内地鶏編

酒季亭 比内や
やや高級なお店です。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

まずはお通し。ビビったのがツブ貝。
カタツムリの飼育を始めてからツブ貝系を食べることができなくなり、もう数年も食べていない食材です。
はてさていかがしようかと考えましたが、食べてみたら美味しかったです。右側は山芋となめこ。ひとり旅なのに、ぁぃさんをどうするつもりなのでしょうか。ビールはクーポン券を使ったサービスです。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

右から、手羽先焼き、皮串、正肉。
しっかりと締まった肉でした。皮は歯ごたえがあり、これぞ皮串といったかんじです。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

右から、竿灯焼き、レバー焼き。
レバーには参りました。超美味しいです。
食べたことはありませんが、フォアグラに近いと思います。
ちなみに、1本330円です。美味しいはずです。生臭さやクセは全く無く、あるのは美味しさだけなのであります。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

つくね棒。比内地鶏の生玉子をつけて食べます。
やっぱり違います、卵。黄身が濃いです。
レバーが硬いマーガリンならば、黄身は柔らかいマーガリンでしょう。
ねっとりとした黄身をつくねに絡ませれば、もうそこは味覚のエロチシズム。口に運んだ瞬間に昇天しそうになります。

ここまでの比内やでの総額2,515円。まだまだ空腹は満たしていません。満たそうとすると総額が5桁になりそうだったので、ここまでにしました。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

そんなわけで、帰りにイトーヨーカドーの総菜コーナーで買った焼そば。けっこうな量で30%引きだったので、ようやく満腹でハッピーになったわけです。これ、けっこう美味しかったです。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

比内鶏の國「味の蔵」
芸能人も多数訪れるお店です。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

右から、ボンチ串、正肉串、皮串。
ボンチは脂こってりで超美味。尾の付け根の肉で、ぼんじりとも呼ばれます。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

右から、ネック串、レバー串。
ネックは、串1本で鶏2羽分の肉を使います。ネックはおすすめです。これは誰が食べても美味しいと言うでしょう。
レバーは、またもや絶品。この美味しさは異常です。

このほかにつくね棒や手羽焼きも食べましたが、撮るのを忘れました。
またもや食べ足りない状況。空腹は満たされません。
ここで、例のあのメニューが登場となるわけです。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

究極の親子丼。今回はミニのほうにしました。
じゅん菜のお吸い物と漬物がつきます。
テレビでも大絶賛された有名な親子丼で、比内地鶏の肉に比内地鶏の卵を使っています。
どんだけ美味しいのか、いざ体験なわけです。


秋田ひとり旅〜比内地鶏編

やばい、やられました。 1万人が食べれば1万人が美味しいと言うレベルです。なんなのでしょうか、この衝撃は。
ミニどころか、通常の親子丼でも3杯はいけそうです。
半熟卵がうんぬん、比内地鶏がうんぬんと言うよりも、素直に味が美味しいのであります。
東京に行ったら東京タワー、秋田に行ったら究極の親子丼と言ってもいいでしょう。
材料だけでなく、味までも究極の親子丼なのであります。


いろいろな焼き鳥を食べましたが、レバーや皮、ネックは絶品でした。
このあたりが、ストレス無く飼育された比内地鶏ということなのでしょうか。
仙台の牛たんと同様、秋田では比内地鶏の焼き鳥をまた食べたいわけです。
もちろん、究極の親子丼は欠かせません。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 | Comment(10) | 2009年春 秋田ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

日本の三大うどんのひとつでもある稲庭(いなにわ)うどん。
その稲庭うどんを食べないで秋田から帰れるかということで、食べることにしました。

稲庭うどんの特長を簡単に書くと、細くて平たい麺でコシが強く、表面はつるつるテカテカです。
また、そうめんのように延ばして作り、乾燥させて完成となる乾麺です。

秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

佐藤養助秋田店
秋田西武の地下1階にあります。


秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

味くらべ 1,100円
温かい麺と冷たい麺を同時に食べることができます。
秋田名物の漬物の「いぶりがっこ」がつきます。
冷たいほうの麺はうわさどおりのコシの強さで、つるつるとのどに入っていきます。いかにもおいしいものを食べているという食感がたまりません。
温かいほうの麺ですが、まずつゆの味が想像以上に美味しいです。
ダシがいいですね。クセが無いのにすごく深いです。これは満足。


秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

生じゅん菜 450円
じゅん菜(じゅんさい)も秋田名物なのですが、一度しっかり食べてみたかったので追加注文しました。
じゅん菜独特の舌ざわりと歯ごたえで、まさにしっかり食べるにはぴったりな生じゅん菜でした。


秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

寛文五年堂
秋田キャッスルホテルの2階にあります。


秋田ひとり旅〜稲庭うどん編

双味うどん 900円
稲庭うどんといえば乾麺なのですが、ここでは生麺でも食べることができます。
生麺と乾麺のセットが、この双味(ふたみ)うどんです。
こちらも、いぶりがっこがつきます。
写真の左側が生麺、右側が乾麺なのですが、生麺は乾麺と比べるとやや太くて平べったさも少し抑えられています。
それでも稲庭うどんならではのコシがあり、適度にモチモチっとしてけっこう美味しい麺なのであります。
また、どちらも氷の上に乗っているので食べる直前までキンキンに冷えており、これがまた最高でした。
ホテル内にあるうどん屋さんということで、店内の雰囲気や店員さんの接客に上品さを感じました。


今回この2店を選んだ理由は、ただ有名だからということではありません。
佐藤養介の麺には気泡が入っており、寛文五年堂の麺には気泡が入っていないということで有名です。
この気泡という点で、入っているほうが稲庭だ、入っていないほうこそ稲庭だとしたたかな戦いがあったりします。
それでは食べ比べてみようではないかということで、この2店を選んだわけです。

…で、結果ですが、どちらも美味しかったです。
コシの強い麺に慣れていない観光客としては、気泡の有無の違いは全く感じませんでした。
感じたのは、コシが強くて美味しかったということです。
次にどちらに行くかと聞かれたら、近いほうに行くと答えるかもしれません。
いずれにしても、また食べたいうどん、稲庭うどんなのでありました。
いぶりがっこのおいしさは異常で、家族へのおみやげとしても買いました。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 | Comment(7) | 2009年春 秋田ひとり旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする