
カップ焼そばに関しては人一倍関心を持っているぁぃさんですが、ちまたで何やら評判になっているカップ焼そばJANJANを食べてみました。
この焼そばは「新世代」と呼ばれ、そのわけは見てわかるようにカップが縦長なわけです。ふとカップ焼そばを思い浮かべてみると、ほとんどが四角い容器、中には丸いものもありますが、その全部が平たい容器でした。
ここで食べやすさとお湯の捨てやすさを考えて、縦長容器で世に出てきたのがこのJANJAN。これが新世代と言われる所以です。

ふたをめくるとかやく類はすでに入っており、麺に色が付いています。
これは単なる着色ではなく、ソースが練りこまれた麺。お湯を入れる前にこの麺を食べてみましたが、確かにソースの味がしました。

後から入れるのは、液体ソースとスパイス。焼そばを辛くするあたりも、旬な味付けです。

食べる直前の状態。食べやすさを追求して深くしたせいか、混ぜやすさが若干犠牲になっているような気がします。内壁はざらつきのある発泡。混ぜている割り箸がこのざらつきに引っかかるのも、混ぜにくかった要因でしょう。
さて、ここから食べてみました。まず感じるのはもっちりとした麺とねっとりしたソース。これは普通においしいと感じます。一平ちゃんのねっとり感と似ています。
ここで、何かに気づきました。なんだか妙に懐かしい気持ちです。なんだこれはっ!と考えましたが、30秒ぐらいしてからようやくわかりました。袋入りの焼そばです。まさにその味なのであります。
ここでさらに迷ったのは、サッポロ一番のほうか日清のほうかなのですが、サッポロ一番のような第六感を優先しておきましょう。
なぜ袋焼そばの味に似ているんだろうか、単なる偶然だろうか、ちょっと悩みました。サッポロ一番にしろ日清にしろ、エースコックと会社が違います。なのに、ここまで似ているのが不思議でした。
しかしです、良く考えればその謎を解明するのは多くの時間を要しませんでした。
麺にソースが練りこまれているからです。
通常のカップ焼そばは、お湯を捨ててからソースをかけます。しかし、そのソースは麺の表面を覆っているだけです。
袋焼そばは、調理段階で麺にソースがしみ込む瞬間があります。それが再現されていたわけです。
いやはや、深い、深すぎる。新世代たる焼そばは、じつに深かったわけです。
それにしてもJANJANという名前。バゴーン並に勢いでつけたような名前ですが、形容詞や副詞的な名称はアリだと思うわけです。
ぐい〜んとかジョリーンとかムンズとかも良さそうですが、焼そばムンズだと麺が太そうで響きもエロくなるので、これは勘弁ですな。つか失礼。