2011年03月14日

これからが被災生活の始まり

現在の自分は、被害の無かった自宅の中で暖房をつけて電気をつけて風呂にも入って普通の食事をしています。99.9%通常の生活をしているので大丈夫です。

ただ、社会的なことで次の試練がじわじわきています。ただし、これらは震源地から遠い地方でも起こっています。

■生活物資の不足
まず、ガソリン。今日は全部のガソリンスタンドが閉まっていました。スタンドへの納入が止まっているので売るガソリンが無い状態です。そんな中、自分の車の残量はあと3分の1。明日もスタンドめぐりをしてみますが、ちょっとあせってきました。
次に生活用品全般。これも商品の納入がかなり細くなってるので、陳列棚に並ぶ商品の数が極端に少なくなっています。これらはインフルエンザのパンデミック時に想定していたことですが、今回の地震の影響で発生しています。

■ゴミ収集車が動けない
がれき等の収集に回されているのか、通常のペースでゴミ収集が行われません。行政無線でも、ゴミは家庭内で保管するようにと呼びかけていました。ゴミ屋敷になるまえに収集を再開してくれればいいのですが。

■汚水まで節約を強いられる
汚水処理施設がうまく機能していないので、水の使用を節約しなさいと行政無線が言ってました。ゴミ収集もそうですが、社会的な機能がマヒしている状態のようです。

■買える時間が少ない
不足気味の陳列棚でも通常通り営業してくれればいいのですが、夕方4時でスーパーが閉店したりまったく開けないコンビニもまだあります。

■計画停電の問題
東北電力も検討中との情報が入っています。都会ほど大きな影響はないと思いますが、気になるところです。すでに、節電しなさいと行政無線が言っています。

■福島の原発の問題
ニュースから目が離せません。何かで半径300kmとかなんとか見たことがありますが、原発から半径300kmの円内に入る地域の人はその意味を調べておくべきでしょう。ちなみに横浜あたりまでは入ります。

このように、現在の自分の生活は被災地でなくても経験するような不便さを伴う生活レベルになっています。どうかご心配なさらないよう、お願いします。
これからは、原発や計画停電の影響がどう及ぶのか、その情報収集に努めてください。
原発だけは、本当に事態が悪くなるのは勘弁。なんとか頑張っていただきたいと思います。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | 東日本大震災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする