2011年03月18日

東日本大震災から1週間

7日を1週間と呼び、その刻みの中で多くの人間が生活をする中、あの地震から1週間が経ちました。
3月11日午後2時46分に起きた東北地方太平洋沖地震は、その直後に発生したとてつもない津波とともに多くの人命や家財をさらっていきました。
食べるものにも不自由している状態の避難所も、今なお存在します。

沈痛かつ暗いニュースが毎日のように続いていますが、家や家族までも失った人が「泣いてばかりはいられない」と避難所の炊事を行っているニュースをみました。
「困る」という現象は誰にでも起こりますが「助ける」という行為もまた誰にでもできます。それが人間であり、その人間が作った社会であるはずです。
これからは、徐々に復旧も進んでいきます。ボランティアや募金は動く「助ける」ですが、過度な買い込みを控えたり不確かな情報を流さないことも動かない「助ける」であるといえます。
復旧が終わるまでにかかる時間は、その内容によって5日だったり数年だったり数十年だったりします。忘れてもいいことと忘れてはならないことの判別をしっかりと行い、気を強く持ちながら少しずつでも前に歩んでいかなければなりません。これは被災者はもちろん、被災者でなくても同じことです。
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「マスク つけ方」で検索

街に出たりテレビを観たりするたびに必ず1回は気づくのですが、マスクのつけ方が間違っている人が多すぎます。鼻を出していたりあごが見えていたり。鼻の脇は隙間だらけです。
せっかくマスクをつけているのですから、正しいつけ方をしてその効果を最大限に出しましょう。「マスク つけ方」で検索すれば、いくらでも出てきます。

正しいつけ方ができたら、次はそのマスク自体の性能。はっきり言って、性能はほぼ値段に比例します。少なくても1枚300円程度以上のものを使いたいものです。使い捨ての感覚が強いマスクですが、マスクに付着するウイルスは48時間でほぼ死ぬので、3枚のマスクをローテーションする方法を勧めているメーカーもあります。
できるだけ性能の良いマスクを3枚、その予備にもう何枚か持っていれば、相当の日数で使えると思います。
性能の低いマスクをつけて防御したような気分の中で使い捨てするために買う回数を増やすことが本当に正しい選択と言えるのか、再考察が必要です。
というのも、このような昨今では人ごみの中にいる機会も増えるでしょうし、防ぐべきものはウイルスだけではないかもしれないからです。

あと、フィット性を強く打ち出したマスクでも、その性能をきちんと確認することは重要だと思います。マスク自体の周囲に隙間が無くてもフィルター性能が低ければウイルスは堂々とマスクそのものから侵入してきます。99.99%と書いてあっても、何を99.99%なのかは最低限確認が必要です。
ちなみにこれは論外なのですが、ガーゼのマスクはだめです。マスクの穴の大きさが東京ドームの大きさだとすれば、ウイルスは野球ボールぐらいです。アホ丸出しの自己防衛は危険です。
ここで気づく人は気づくかもしれませんが、自分は非常持出袋にはガーゼマスクを入れています。これは被災地や避難所での粉じんを防ぐために、あえて洗えるガーゼマスクを1枚入れています。まあ、がれきの中で野宿する次元まで想定した非常持出袋なのでそうしていますが、不織布のマスクも入れとくことにします。
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