現在、車に常時積んでおく非常持出袋を準備中です。貨物スペースや高温環境の影響で家に用意してある非常持出袋ほど十分ではありませんが、さらに厳選したものを集めています。
イメージとしては、災害意識の強い都会のサラリーマンが毎日持ち歩いているようなものプラスαのような感じです。
貨物スペースの都合上、20×20×30cmの容積に収まるバッグに詰める予定。本当はリュックがいいのですが、この容積だと幼児用のリュックになってしまい、背負えない大きさになります。
バッグはすでに注文済で、届くのを待っている状況。軍の技術者が持つような箱状のキャンバス地バッグです。
今回の非常持出袋を用意するにあたっての想定としては、「緊急を要する状況が生じ、車を捨てて逃げなければならない。逃げたところで家にも帰れない、コンビニなどの店舗も一切使えない。」といったもの。要するに、かなりの壊滅的な状況を想定しており、役所は全く機能せず、自衛隊のヘリは通り過ぎるだけという過酷なものです。
手で持てる荷物だけで一人で山で救助を待つことも想定しており、通常よりさらにサバイバルなものを取りそろえる予定。
お金を多く出したり大きなリュックを持てば、それなりに立派な非常持出袋になるでしょう。しかし、緊急事態で車を捨てて逃げるという状況では、本当に最低限のものだけになってしまいます。
「何をそろえるかではなく、何を捨てるか。」が基本の非常持出袋ですが、この考えをさらに強めなくてはなりません。
つまり、十分な食糧や水と暖かい環境というものではなく、なんとか死なないための微量の構成物という意味合いが強くなります。
ひと通りそろったら、ちょっとだけブログで紹介したいと思います。全部そろって詰め終わるまで、あと半月ぐらいはかかりそうですが。