2011年06月05日

ぼうしにヘッドライトを取り付ける

ぼうしにヘッドライトを取り付ける

以前ここであごひもを取りつけましたが、さらにヘッドライトを取りつけました。
これは、避難時が停電した夜の場合に即座に対応できるためのもの。これをかぶってボタンを押せば、ハンズフリー&視線対応の強力な照明が可能になります。
一刻を争う避難時は、ヘッドライトをぼうしにかぶせる時間さえも貴重です。また、走ったりどこかに引っ掛けたりしてライトが外れるかもしれません。なので、今回取りつける方法としては安全ピンを8個用いました。避難時が昼ならば、避難先に着いてからライトは外せます。
このヘッドライトは白色LEDの単3電池1本のタイプ。レンズと反射鏡の作りがいいので、遠くまでビーム状に光が届きます。

311の時に2日間の停電を経験し、その時に用いたヘッドライトの便利さに驚きました。
両手が自由になることはもちろんですが、それよりも視線と光軸が同期する照明に暗闇という違和感が消えたことです。
手に持った懐中電灯では、顔を向けてから懐中電灯を向けることでタイムラグや光軸のブレが生じてしまいますが、視線と一致した光軸なので当たり前ですが見る方向が常時明るいわけです。

非常時には平常時のものを流用するような状況ではないので、最小軽量、できれば高機能なものを専用に用意する必要があると思います。
単1電池が4本入ったでかい懐中電灯は持ったが、両手がふさがって水が入ったバッグを持てないのでは、それは避難ではありません。あれもこれも持ちたいので、それぞれを最小軽量にしなければなりません。暗闇に灯りを灯す懐中電灯でさえ、片手全てを提供することは贅沢だと思います。


ぼうしにヘッドライトを取り付ける

保管しやすいように、後ろの部分にもハトメ加工をしてひもを通しました。ぼうしのふちだけをどこかにかけて置く程度では、激しい揺れで落っこちるかもしれません。なので、ひもでL字金具に引っ掛けて置くことにしました。
ちなみに、このひもはぼうしの内側から引っ張ればぼうしとほぼ一体化し、無用な引っ掛けが防止できます。

次にやるとしたら天板通気孔の追加になりますが、重要度はそんなに高い物でもないのでこれで加工は終わりにします。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | 危機管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする