
東洋水産株式会社、いわゆる「マルちゃん」ですが、世界進出している製品も多いようで「Maruchan」の名前で幅広く知られているようです。
そんなマルちゃんが今回出してきた新商品が「マルちゃん正麺」。CMを見ると麺に特長があるようです。
それにしてもこのパッケージ。UCCのブラック無糖のCMを思わせる直球さにマルちゃん大丈夫かと思ってしまいましたw
ゴールド背景のド真ん中にどんぶり。A型の人が配置したようなデカ文字。文字の形も何気に独特です。
これはタダ事ではないぞという気配をムンムン放つマルちゃん正麺、さっそく中を確認です。

その前に麺についての説明が書かれていました。乾燥麺のようです。ただし新技術で作られる乾燥麺ということで、どんな麺か見てみました。

なるほど、ツヤが無くて細かいザラザラ感があってフリーズドライ麺のような質感を持っていますが、麺がかなり太いなと感じます。例のごとくそのまま食べてみましたが、ソフトなビスケットのような食感です。

煮ます。ようやく最近カセットコンロが手に入り、袋ラーメンを煮る環境ができました。ここは会社ですので、本来は電気ポットがあれば十分なわけです。ガスも通してないしw
煮ているときの状況ですが、やはりフリーズドライ麺を煮る時と似ていて、麺の表面にヌルつきを出しながらどんどん太くなっていきます。そのせいで、煮ているお湯もぬるぬるしてきます。箸でほぐすと、バサッとしたかんじでほぐれます。

できあがり。どれどれと麺の食感を確かめてみましたが、確かにあまり感じたことの無いものでした。
麺の表面から芯まで均等な歯ごたえ、それも粉っぽさが全くなくモチモチしています。弾力もかなりあり、途中で切れたりすることはありませんでした。
スープも含めたトータルな味ですが、普通のマルちゃん醤油味ラーメンとは全く別の味です。何かの味に近いのですが思い出せません。出前一丁ほどではないですが、ややラー油風味のする何かの味です。
スープの食感ですが、ややトロっとしています。これは前述したように麺を煮ているときに出たヌルつきで、これがそのままスープの食感につながっています。
麺にこだわりがある場合はスープは別に作るケースが多い中、この製品はヌルつきをあえて残し、そして利用しています。注意点としては、煮すぎに弱いかもしれません。煮る時間の3分は厳守かも。
マルちゃん正麺は醤油味の他に味噌味と豚骨味があり、麺も味噌味が太麺、豚骨味が細麺と使い分けています。弾力性のある麺なので、太くしても細くしてもそれぞれにいい食感でしょう。
「嘘だと思ったら食べてください」がキャッチフレーズのCMも、ちょっとおもしろいです。