2012年07月27日
葬式饅頭、栗饅頭
別に人が死んだとかコオロギが死んだとかではないのですが、この時期になると不思議と食べたくなるのが葬式饅頭と栗饅頭。スーパーで1個から気軽に買うことができ、1個100円ぐらいです。
人工的な甘みの添加物や香料を用いていないので、素朴な味で落ち着く和菓子です。こういうのを食べることができるだけで、日本人に生まれてきてよかったなーと思うわけです。
2012年07月26日
ペヤング激辛やきそばを食す
辛いもの好きとしては、いつかは通らなければならない道、それがペヤング激辛やきそばなのでありました。
前評判としてはハンパじゃない辛さということなので、これは楽しみです。
530kcalは高めのカロリー。その理由をこのときはまだ知りませんでした。
かやくとソースが入っています。特に変わった点は見られないのですが、このあとソースにびっくりしました。
なんじゃ、この赤みはっ!しかも、赤いのは全部オイルです。なんだかワクワクしてきました。
3分後。いつものペヤングやきそばの風貌。さっそく食べてみました。
味覚の前にまず痛覚が来ます。辛い、そして辛い。ソースの香りはしていますが、さらに辛い。
そしてその十数秒後、ほほに冷んやり感を感じました。発汗です。
このころ早くも耐えられなくなり、急きょ水を用意。あっという間に2杯飲みほした次第。
あまりの辛さにがむしゃらに食べ続け、やっと食べ終わったと思ったらますます辛い。
結局ただただ悶え続けたひと時なのでありました。
繰り返しますが、自分は自称辛いもの好きです。暴君ハバネロクラスではまだまだ満足できない日常なのですが、ペヤング激辛やきそばは暴君ハバネロの辛さと比べると、感覚の実測値でその5〜6倍の辛さでした。
LEEの辛さ30倍に匹敵するレベルかもしれません。久々に吹っ飛びました。
しかし、冷静に考え直すと辛いというよりは痛い感覚が強烈で、それで悶えるといった反応が出ます。
まさに辛みは味覚ではなく痛覚であることを証明してみせたペヤング激辛やきそば。
この商品を企画したのは、入社したばかりの若手社員らしいです。
こら、そこの新入社員!いいかげんにしろ!(^O^)
2012年07月15日
藤枝朝ラーメンを食す
静岡ご当地ラーメン「藤枝朝ラーメン」をいただきました。はじめて知りましたが、どうやら温と冷の2食分入っているようです。
おお、乾麺!つゆは温と冷が別々になっています。写真ではわかりづらいですが、温のつゆには豚脂がちょっとだけ入っています。
麺は平打ちストレート麺。断面は長方形です。
説明文と温冷の作り方の文。温は3分、冷は4分茹でるようです。
説明文を読むと、「常連さん達が好む食べ方は、温かいラーメンをまず1杯。続けて冷たいラーメンをシメにもう1杯。これぞ通の極み…」と書いてあります。
よろしい、続けて2杯いっちゃいましょう。
茹でるのは1杯分ずつ。太いそうめんを茹でている感覚です。
できあがり。あれこれ乗せないでそのままいただきます。
説明文にもありましたが、これは「そば屋がつくったラーメン」です。つゆは完全に純和風そばつゆ系なのであります。
カツオと昆布の出汁がしっかり効いている甘じょっぱいつゆなのですが、このつゆの味が想定外でぶっ飛びました。何といいますか、普通に食べるそばよりもおいしいですw
ラーメンの姿をしているそばを超えたそばとでも言いましょうか。これもアリだ…ではなく、こうでなくてはならないという完成形。
普通そばを食べるときは、そば粉の風味のする表面がざらざらした麺を流し込みますが、これは表面つるつる麺。あっさり系をさらにあっさりさせた食感で、あっという間に1杯目完食。これなら2杯目は楽勝です。
新たに茹でて、薄皿でいただきます。冷たいほうになります。
ただ温度が違うだけかなと思っていましたが、なんかさっきより美味いではありませんか。
何なんだと思って冷スープの原材料を見たら、こっちにはハチミツが入っていました。
なるほど、よりまろやかになった甘さが冷たいつゆには合っているということでしょう。
なんだかんだ、こっちもあっという間に完食。もちろん、つゆまで全部飲みほしました。
このラーメンの率直な感想としては、つゆが絶妙に美味いです。好きな人はワサビとか辛子とか入れるかもしれませんが、自分はこれには何も入れたくありません。物理的に混ぜたくないということではなく、完成されているものを壊したくない感覚。ちょっと不思議な感覚です。
麺はマジックですな、いくらでも入ります。本当にあっさりした麺です。
いわゆるご当地グルメというのは、その土地で日常的にごく普通に食べられているものであることが絶対条件ですが、これは毎日でも食べられそうな飽きのこない味なので、地元の食文化というのは事実でしょう。ちょっと1杯という感覚で気負わずに食べるラーメンだと思います。
グルメブームということで各地でいろいろなご当地グルメが紹介されていますが、役所の企画会議から生まれてきたようなものもたまに見かけます。めずらしいからとか、材料がこの土地のものだとか、ばーちゃんがよく作るとか、要素が集まれば形になるといった発想から生まれたものは、所詮消費者の心をつかむわけはありません。つか、そういうものを日常的に食べていない人がそういうものを売ろうとしても、売り方さえ分からないので売れるわけがありません。
話がそれましたが、というか話を戻しますが、静岡県に行ったら現地でもまた食べてみたい堂々としたご当地グルメであることは事実。今度は具も乗せて賑やかにいきたいですな。
2012年07月14日
牛骨だしの旨炊き中華そばを食す
「これ食ってブログ書けゴルァ!」と友人が置いていったのは、エースコックの「牛骨だしの旨炊き中華そば」というカップめん。
第一印象なんじゃこりゃっ!です。黒背景に赤どんぶり。しかも見えるのは湯気だけw
普通は麺とか具の写真が載る場所ですが、中身が全く見えない湯気だけの写真なのであります。
ここで書いたマルちゃん正麺は写真も文字も真正面の勝負できてますが、こちらは究極のひねくれ具合。いやはや、おもしろい時代になってまいりました。
つか、この商品名をよく見ると、何ですかこれ。牛骨だしまではわかりますが、旨炊き???
ご飯じゃないのに炊くわけなのでしょうか。しかもそのあとに中華そば!!
すぐ下の説明文には「牛骨しょうゆラーメン」と書いてあります。
全く理解不能な状況なのですが、このどきどきわくわく感こそがこの商品の「いらっしゃいませ」なのだと強く感じた次第。メーカーはエースコック。確信犯ですなw
入っているのはこの4つ。後入れかやくとスパイスがあるのが特徴。ちょっと凝っています。
4分でもどすノンフライめん。つやのある黄色いめんで、断面が丸いような細めんです。
かやくを入れてお湯を注いで4分待ちました。
できあがり。
後入れかやくの中身は乾燥ネギでした。ただしこの乾燥ネギ、量がハンパじゃありません。しかも、やや大きめカットでかなり形を保っている上質なネギです。
スパイスは黒胡椒でした。他のかやくは、焼豚、メンマ、もやしです。
さっそく食べてみましたが、ん?うんうん。ん??うんうんうん。これはやばい、美味いです。
味覚として感じる旨みは確かに牛骨だしです。まろやかなれどしっかり効いてくる旨みが、均等に連続して伝わってくる感覚。
この感覚と常に並行しつつ存在するのが、ネギと黒胡椒のスパイシーな風味。これがけっこう強めなので、かえって牛骨だしの旨みを引き出しているような気がします。総じて1+1=3。これはお見事な次第。
めんの食感もちょっと独特です。生めんのリアル感を追求したというよりは、このスープに合うめんを作ったという感じで、不思議とすごく合います。強いて説明するとすれば、モチモチ感や弾力性を落としつつ、あっさりさっぱりのめん。引張り強度もかなりあります。
白いのはもやしですが、繊維の崩れはかなり少なく、シャキシャキ感がすごくありました。
カップめんのスープの味付けはどちらかというと粗削りなものが多い中、この商品は腕のいい小料理屋の煮ものを食べているような落ち着いた味です。決して薄味なのではなく、濃い味でもないのですが、バランスというかまとまりがいい味です。
エースコックと言えば、わかめラーメンも作っている会社。醤油味のスープでは傑作レベルだと思っているわかめラーメンなのですが、なんだかエースコックって美味しい商品が多いかも。
総じて総じますが、自分の中ではわかめラーメン級の傑作だと思います。マジ美味いです。
インスタントっぽくなく安っぽくないまろやかな満足感に包まれる食後のひととき。これはひとつのイベントですな。ジャンクフードの域を超えています。
なんだか絶賛しっぱなしですが、文句を言うところが無いのは事実。こりゃまいった次第。
こんな商品を世に出してくれたエースコックに感謝感謝、置いていった友人にもついでに感謝(^O^)
2012年07月01日
牛生レバーが今日から禁止らしい
レバーは栄養満点で好物なのですが、あくまでもしっかり火が通ったレバーの話です。
好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?と訊かれると、だいたいは好きな食べ物なので嫌いな食べ物を言ってそれ以外が好きと答えますが、その嫌いな食べ物の代表格がレバ刺です。
嫌いというよりは食べたことが無いので食わず嫌いになりますが、どう転んでも食べる気になりません。同じ哺乳類である牛の肝臓を生で食べるわけで、ライオンなら肉食なのでアリですが人間までライオンの食性に沿わなくてもいいのではと思う次第。
でも、好きな人はみんなおいしいおいしいと言います。おいしいのならライオンになるのもアリかもしれません。
自分が食べる気にならないのは、たぶん変に本能が強いのだと思います。体温のある体の大きな生き物である哺乳類、その内臓を生で食べることで共食いに近い拒否反応が起こっているのかもしれません。
前に一度だけですが、強引に勧められて無理やりですが馬刺を食べたことがあります。食べる前は少し生臭いかなと思っていましたが、生臭さは全く無くてほんのり甘い味でした。このとき、生まれて初めて哺乳類の肉を生で食べました。
ただ、塩コショウで焼いて食べたほうがもっとおいしいだろうと正直思いました。この味なら生でも肉を食えるぞ!という次元の味ではなく、自分的には珍味的な存在でした。食べても食べなくてもどっちでもいい、どっちでもいいなら二度と食べないという結論に至った次第。
食べ物は嗜好なので人それぞれです。また、国が違えば食文化も違います。
我々日本人が普通に食べているタコも、ある外国の人から見れば8本足の悪魔を食べていると思うらしいです。納豆なんかは腐った豆ということで有名です。まあ、人それぞれ、国それぞれというわけです。
生レバーの話に戻りますが、火を通すか通さないかの違いなのであって、結局食べているんではないかと言われればその通りです。
ただ、感じ方なんでしょうか。生の肝臓というのは、どうしても自分には無理です。
生の卵巣(ウニ)は大丈夫ですし、生の卵(ニワトリ)も大丈夫です。刺身(魚類)も普通に好きです。やっぱり、哺乳類という部分が壁になっているかもしれません。
牛生レバーが禁止になるのは"飲食店での提供"なので、どうしても食べたいならスーパーで買ってきて部屋で食べるスタイルになるのでしょうか。あくまでも自己責任でという意味の法改正のようです。
好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?と訊かれると、だいたいは好きな食べ物なので嫌いな食べ物を言ってそれ以外が好きと答えますが、その嫌いな食べ物の代表格がレバ刺です。
嫌いというよりは食べたことが無いので食わず嫌いになりますが、どう転んでも食べる気になりません。同じ哺乳類である牛の肝臓を生で食べるわけで、ライオンなら肉食なのでアリですが人間までライオンの食性に沿わなくてもいいのではと思う次第。
でも、好きな人はみんなおいしいおいしいと言います。おいしいのならライオンになるのもアリかもしれません。
自分が食べる気にならないのは、たぶん変に本能が強いのだと思います。体温のある体の大きな生き物である哺乳類、その内臓を生で食べることで共食いに近い拒否反応が起こっているのかもしれません。
前に一度だけですが、強引に勧められて無理やりですが馬刺を食べたことがあります。食べる前は少し生臭いかなと思っていましたが、生臭さは全く無くてほんのり甘い味でした。このとき、生まれて初めて哺乳類の肉を生で食べました。
ただ、塩コショウで焼いて食べたほうがもっとおいしいだろうと正直思いました。この味なら生でも肉を食えるぞ!という次元の味ではなく、自分的には珍味的な存在でした。食べても食べなくてもどっちでもいい、どっちでもいいなら二度と食べないという結論に至った次第。
食べ物は嗜好なので人それぞれです。また、国が違えば食文化も違います。
我々日本人が普通に食べているタコも、ある外国の人から見れば8本足の悪魔を食べていると思うらしいです。納豆なんかは腐った豆ということで有名です。まあ、人それぞれ、国それぞれというわけです。
生レバーの話に戻りますが、火を通すか通さないかの違いなのであって、結局食べているんではないかと言われればその通りです。
ただ、感じ方なんでしょうか。生の肝臓というのは、どうしても自分には無理です。
生の卵巣(ウニ)は大丈夫ですし、生の卵(ニワトリ)も大丈夫です。刺身(魚類)も普通に好きです。やっぱり、哺乳類という部分が壁になっているかもしれません。
牛生レバーが禁止になるのは"飲食店での提供"なので、どうしても食べたいならスーパーで買ってきて部屋で食べるスタイルになるのでしょうか。あくまでも自己責任でという意味の法改正のようです。