2014年03月15日

「一ノ蔵 立春朝搾り」を飲んだ次第

「一ノ蔵 立春朝搾り」を飲んだ次第

知人から日本酒をいただいたのですが、なんだか特別なお酒のようです。
毎年立春の日に搾ってその日に店頭に並ぶお酒で、予約販売という形で売られます。
これは生原酒。加熱処理をしていない原酒なので、自分は初めてになりますが飲んでみました。

口に含んで舌でころがすと、わずかにとろみを感じます。そしてかなり甘い風味。
何より米のうま味を強く感じ、まさに米のお酒という実感です。
そしてごくりと飲むと、甘さと香りを保ったまますーっと入っていきました。

普通の日本酒を少しだけ濃縮したような風味なのですが、アルコールの風合いが非常に上品で、思わずうなってしまいます。
アルコールは17度でやや高めですが、麹と酵母の作用による発酵が生んだ純粋なアルコールの風味を、薄めていない生酒で味わうのは格別です。

今さらですが、この日本酒は絶品クラス。来年の立春のときは、通販で予約して買うかもしれません。
値段は普通の日本酒よりは高いようですが、バカ高いわけでもないので、年に1回の贅沢ということで解釈したいと思います。


「一ノ蔵 立春朝搾り」を飲んだ次第

このお酒のことをネットでいろいろ調べたのですが、単に販売日を決めただけのお酒ではないことを知り、これは大変なお酒なんだと驚きました。
そういうお酒を飲む機会を与えてくれた知人には、まさに感謝感謝なのであります。

自分はお酒を飲んでも顔が赤くならないタイプなのですが、このお酒を飲んだ時は赤くなりました。
小さなグラスで1杯だけでしたが、ポーッと気持ちよくほてったわけです。これがまた温泉に入ったときのように穏やかに適度にほてるかんじで、実に心地よいものでした。
生酒なので冷蔵庫に入れていますが、風味が変わらないうちに早々に飲みたいと思います。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(2) | 飲み物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする