
ずっとずっとそのまたずっと前から買おう買おうと思って買っていなかったものを、ついに購入した次第。
まあ、簡単に言えば、車のタイヤ交換を早く正確に行う道具です。
思えば昨年、それまで繰り返してきたように強大な瞬発力でクロスレンチを回していたわけです。
無事に冬タイヤに履き替えたその翌朝、ベッドから起き上がれませんでしたw
どうやら腰を傷めたらしかったのですが、これまで経験したことのないものだったのであります。
その日の夕方までには自然治癒したので、骨というよりは筋肉の痛みだけで済んだかんじでした。
タイヤ交換は、前屈姿勢で重いものを持ち上げたり強い力を瞬時にかけることを繰り返す作業です。普段使わない筋肉を酷使することになり、ついがんばりすぎると今回のようになることが今後も予想されます。そこで春のタイヤ交換までには買おうと思っていました。
写真の下がインパクトレンチ。簡単に言うと叩きながら回す電動ネジ回しです。これでタイヤ(ホイール)のナットを回します。ある程度は締めつけるトルクも調整できますが、あくまでも感覚での調整レベルになります。
そこで、正規の締めつけトルクできちんと締めたい場合に写真上のトルクレンチの出番になります。
締めつけトルクは車種ごとに決められており、強すぎても弱すぎてもまずいです。感覚で締めつけるとどうしても締めすぎる傾向があり、これは人にも車にもよくありません。トルクレンチだと、望むトルクに目盛りで合わせることができるようになります。
年に2回のタイヤ交換ですが、年に2回も腰を痛めるのは避けたいわけなのであります。
去年は油圧ジャッキを導入しており、これがまた労力の軽減にかなり効果がありました。それまでは車載のパンタグラフジャッキを使っていましたが、4本交換し終えるのに1時間くらいかかっていました。
次のタイヤ交換は、へたすれば15分かからないかもしれません。しかも腰痛無し。もっと早く買うべきだったと思うのであります。
車屋さんやスタンドでやってもらう方法もありますが、タイヤを4本積んで出かけるのもこれまた大変。
前にどうしても時間が無くてカー用品ショップに2回だけやってもらったことがありますが、タイヤ積み込んで車を出す労力があったら自分でやれやと思っていたかもしれませんw
ましてや出張タイヤ交換なぞ頼んだら、数千円の工賃ごときで呼ぶなと思われるでしょうw
とりあえず、春のタイヤ交換はこれにて安心。翌朝もベッドから起き上がれそうです。