ここで「小腹が減ったら豆腐一丁」と書きましたが、大豆イソフラボンの摂取量についていろいろ調べた結果、豆腐なら半丁程度ですでに1日の摂取適量になるようです。少しぐらい多いのは問題ないらしいのですが、過度な摂取はグレーとのこと。
豆乳やら納豆やらみそ汁の豆腐やらで他の機会でも大豆イソフラボンを摂る機会が想定されるので、今は単独で食べる豆腐の量を3個パックの1個にしています。
つか、現在豆乳を飲み続ける習慣が定着しつつあり、重複する豆腐の単独摂取はやめる予定。
そんなわけで、地元のスーパーで売っている豆乳には3社あり、成分や値段が微妙に違います。
何がどう違うのかを実際に飲んで確かめることにしました。

飲み比べたのは、紀文、マルサンアイ、CGCの3社。豆乳の種類は1ℓの調整豆乳としました。
感想や所見は、あくまでも個人の嗜好や興味に沿ったものです。
■食感と味
・紀文 3つの中で一番甘さがある。とろみも一番。
・マルサン 豆の風味が少し残っている。あっさり風味。
・CGC 無難な味で万人向け。クセが無いかんじ。
■原材料
・紀文 カナダ産大豆使用、塩は天日塩、米油入り
・マルサン カナダ産大豆使用、トレハロース(甘味料)も使用
・CGC 九州産大豆使用、発芽玄米(甘味料)も使用
■栄養成分所見(100ml換算)
注目の大豆イソフラボンは、紀文がトップ。他の2社は半量。
塩分は紀文とCGCがほぼ同量、マルサンが約半量。CGCのカルシウムがかなり低め。
■注ぎ口の使用感
・紀文 細長い丸型形状(空気流入穴付)。基本的にはねない。出にくい事がある。
・マルサン 丸型断面形状。空気ぼこぼこ現象ではねる。キャップは密閉感あり。
・CGC 楕円断面形状。キャップがゆるい。紙とキャップの間に少し残る点が気になる。
■牛乳との比較
・カルシウム重視なら文句なしで牛乳。
・未開封での賞味期限なら断トツで豆乳。
■選択ポイント
・美味しく飲み続けたい
・飽きやすいのはさけたい
・大豆イソフラボンは重視
・どこでも買えるもの
・トータルコスト
■考察
好みの問題ですが、紀文を飲み続けてみることにしました。決め手は、甘さ、とろみ、大豆イソフラボンの量です。自然な味が好きな人は他の2社になるでしょう。さらに自然派の人は無調整豆乳になると思います。
以前に無調整豆乳を飲んでいた時期もありましたが、やはり味に難があったせいか習慣づきませんでした。調整豆乳は糖分が入っており、飲んでみたかんじは牛乳の甘さにけっこう似ています。
糖分はダイエットとしてはあまり摂りたくないのですが、飲む習慣がつかなかったら元も子もありません。あと、飲料としては塩分も多い部類になると思います。
この点に注意しながら適量を飲むようにすれば、欠点を超えた利点が生きると思う次第。とりあえず、1日コップ1杯を適量と考えつつ、毎日飲む予定。つか、実施中。
最後に牛乳か豆乳かですが、豆乳は常温未開封で約3カ月の賞味期限があります。牛乳はせいぜい1週間であり、まめな買い出しが必須になる予感。豆乳ならまとめ買いが可能となり、時間もガソリン代も節約になります。ちなみに、豆腐も賞味期限が短かめなので、まめな買い出しになります。
牛乳と豆乳の価格差は微々たる程度。つか、日替わり特価セールを除けばほぼ同価です。タイムイズマネーだとすれば、買い出し頻度も無視できないのであります。
■余談
マルサンアイの調整豆乳に入っているトレハロースですが、これは昆虫界では最も重要な栄養素でもあります。カブトムシなどの産卵強化型昆虫ゼリーによく入っている成分なので、マルサンアイの調整豆乳は昆虫にもいいかもw