2015年06月25日
RYOBIの集塵機VC-1150購入
ガレージの打放しコンクリート床を掃除するために、集塵機を購入した次第。車の出入りでちりも積もれば山となる粉状の土ぼこりや砂を取り除きたいわけです。
ベランダ菜園用の培養土の混ぜ混ぜや鉢への植え替えなどもこの場所でやるので、こぼれた土も掃除したいのであります。
いろいろ検討した結果、リョービのVC-1150にしました。
掃除の対象に粉状の物体も多く含まれるため、粉塵用フィルタも購入。
あと、付属のカートリッジフィルタが水洗いできないので、洗えるカートリッジも購入。こっちを常時使用することにして、付属の洗えないほうは予備にします。
通常のごみや木の切りくず程度を吸うのであれば必要のないものですが、なんせ微粒子を吸うわけなので機器の心臓部であるモーターは守りたい次第。
左が標準状態。普通の厚紙なので、洗えません。粉塵用フィルタさえも通過した微粒子が付着した場合、叩いて落とす方式で除去することになりますが、いずれは目詰まりするでしょう。
右が洗えるタイプ。水洗いするので微粒子がかなり落ちると思います。
装着後。通常は本体容器内にゴミがたまりますが、オレンジ色の粉塵用フィルタの中にたまることになります。粉塵用フィルタはナイロン製なので、中に入ったごみは掃除後に除去します。
このフィルターを装着した場合、微粒子の掃除に特化した使い方ということになります。
今までガレージで活躍していた大昔の紙パック掃除機、KOIZUMIのKCL-2000。倉庫の中で眠っていた掃除機を引っ張り出し、ガレージ専用として使っていました。
こういった一般の掃除機で粉塵を吸うと、紙パックやフィルターを容易く通過した粉塵がモーターを壊します。なので、いつ壊れてもいいやという気持ちで使っていましたが、使い始めてから3年ほど経ってもいまだに動いています。しかしながら、ものの数分で目詰まりして吸わなくなる使い勝手を改善したかったのもあり、今回の購入とぁぃなった次第。
左が今までの掃除機。右が今回購入した集塵機。掃除機は1992年製ですw
仕事率の比較は200wと280wで小差ですが、真空度で2倍強、最大風量で3倍近い性能アップです。
消費電力は2倍弱にアップしていますが、たこ足配線をしていないコンセントから取る分には大丈夫です。
気になるのは音。購入前にいろいろなサイトで情報を得ましたが、実際使ってみると一般の家庭用掃除機の1.5倍くらいの音がします。ただ、一般の掃除機にありがちな高周波のキンキンする音がほとんど聞こえず、それ以外のモーターの音だけなので不思議と不快感は感じませんでした。
この音色なら音量アップでも許せたりする次第。ガレージ使用ですが、真夜中に使わない限りは大丈夫でしょう。
このテの集塵機はピンからキリまでありますが、高い物だとまさに工作機のような値段ですw
そうかと言って安すぎるものだと、1年間掃除ごっこをして壊れそうなものばかりです。
今回この商品を選んだ理由は、極端なコスト削減と過剰な堅牢さが無いこと。
本体容器が薄くてペナペナだったりカートリジフィルタが小さかったりすると、基本性能や使い勝手に大きな影響が出ます。また、気密性やフィルタ自体の性能を下げても本体寿命は落ちるので、こういう箇所はしっかりしたものを選びたかった次第。
逆に階段から落としても壊れなさそうでPM2.5も除去しそうな強靭なフィルタを装備した清掃業用のようなものは、一般人には必要ありません。
各種フィルタのようなオプションパーツにも注目。そのメーカーが旧式機種の交換パーツを今でも売っていること、そのパーツには新旧の間に一定の互換性があること、祭り企画から生まれた特異製品で交換パーツが専用品ではないこと、それらが常識的な価格であることなども重要だと思います。
劣悪な環境で使用する電気製品は壊れるまで使うことが多いはずなので、運良く長くもっても交換パーツが手に入ることが望ましいわけです。10年とは言いませんが最低3年は確保したいところ。
聞いたことのない某国製の電気製品だと、このあたりが大きく違うはずです。
ちなみにこの製品は、リョービの台湾製。リョービは世界的な日本企業で、精密工具なども製造しています。台湾は某国とは全く違うので、品質管理は心配ご無用。某国製にありがちな変なマシン油臭や容器のバリ、危険な鋭利部、噛みあわせの不一致なども皆無です。はまるところはカチッとはまり、合わさるところはピッタリ合います。製造段階まで設計品質が維持されている品質管理なわけです。
あとは、使う側もきちんとメンテナンスをして品質を維持したいところ。