2015年12月13日

ふたりの天使 Concerto Pour Une Voix

1. ダリダの「ふたりの天使」
中学生の時、FMから流れてきたこの曲を聴いて心を吸い込まれました。「ふたりの天使」を初めて聴いたのも、このダリダのバージョンです。
フランス語はダリダの声のためにあり、ダリダの声はふたりの天使のためにあり、ふたりの天使はフランス語のためにある、そう思えた時、この奇跡の結合現象に身を震わせたのであります。
東方見聞録の中で語られるジパングのように、遠い遠い国フランスに思いをはせたのでありました。
https://youtu.be/ZdfSpJ6uA7o

2. ダニエル・リカーリの「ふたりの天使」
この人もフランスの歌手です。「ふたりの天使」では、恐らく最も有名なバージョンになると思います。
スキャットの高音部ではグラデーションの不透明度が増し、やや不快な反響とともに現世との距離をどんどん離していきます。
楽器の奏でる音はそれとは対の存在で、地に根を張った地の人間の音。曲が進むにつれて地の人間の音は天使の声を遠ざけ、天使の声も地の人間の音をどんどん遠ざけていきます。両者の間の真空度は時間とともに増し、やがて無の世界がそこに広がっていきます。
それでも天使は地に降りることはなく、地の人間も地から離れようとしません。両者のそれぞれの音の間にある真空の無の世界。ふたつの音は確かにあるのですが、間が真空のため相互に相手の音が聞こえません。
しかし、第三の次元にいる場合はこの両者の音を同時に聞けますが、両者の距離感までは消すことはできません。
https://youtu.be/BFR2aqzKezk

3. どこかのライブ会場での「ふたりの天使」
ステージ上を天使が大真面目に舞いますので、、大笑いするか魂を抜かれるかのどちらかでしょうな。
https://youtu.be/bphPd5n-U04
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする