あれやこれやと格闘していた車載用の非常持出袋の構築がやっと終わったので、メモ代わりに記載。
こんなかんじになりました。
暗めの迷彩袋の中身:薄手のダウンベストとパラコード(30m×2本)。
明るめの迷彩袋の中身:青いひざ掛け毛布。(圧縮袋で圧縮済)
上部にくくり付けているもの:着古した緑色の厚手シャツとここで書いたカモT。(圧縮袋で圧縮済、さらにポリ袋で封印)
リュックの下の物:寝袋をシートでくるんだもの。(寝袋は圧縮袋で平たく圧縮済)
圧縮袋の中には、シリカゲルなどの乾燥材も封入しています。
寝袋は今までは左のようになっており、持ち出す余裕があれば肩にかけて持ち出す想定でした。しかし、冬季はこれが必需品となるので、右のように平たく圧縮してシートにくるんだあとリュック下部に固定した次第。
背中側。ミニラジオが入っているミニポーチの位置と固定方法も変更しました。実際に背負った時に時々腕に当たるのが気になったからです。
カモTとシャツはパラコードでリュックのふたに固定。
雨天時はリュックの上からポンチョを着る想定なので濡れることはありませんが、急なスコールなどから守りたいので防水処置。
いろいろ追加しました。
■左上
氷砂糖は旧品と交換、遊び心のSoft in 1の試供品追加、人工呼吸用マウスピース追加、黄色ガムテープを緑色に交換、ミニクリップは交換予定を取り消し、ハッカ油ミニスプレー追加、マルチビタミン追加。
■左中
太い糸追加、太い糸用の針や指ぬき追加、このライトの電池追加。
■左下
リュック防水カバー追加。
■右上
4隅を折って袋状にできる中型シート追加。
■右中
レインコート追加。(上着のほうは追加予定を取り消し)
車載の図。軽なので、シートひとり分をつぶして積んでいます。リュック上下をロープでシートに固定。
ロープの連結部品を見える位置にして向きを揃え、すぐに外せるようにしています。
真っ暗闇でもライトをシートに固定しているので、このように見えます。
白い四角いのがライト。Energizerの折りたたみ式ランタンです。このライトもそうですが、車載非常持出袋の中身や関連備品は、日常的なレベルの軽い非常時にも使う予定。高原ドライブの休憩時には、双眼鏡で野鳥を探すかもw
リュックの足元には、いろいろ入った備品箱。
黄色い反射シールが貼られてあるバッグの中身は、圧縮袋に入ったカーゴパンツと靴。このバッグも緊急時に持ち出します。
その横には非常用ベスト。前にここでも載せているもので、すでにいろいろなものがポケットに入っています。
左上はバンダナに包んだぼうし。黒い棒状のものは、ミニスコップ。これらもさっきのページに載せています。
ミニスコップは斧つき。
これでようやく本当に完成。遠方外出中に車を捨てるほどの大災害に遭遇した際は、これらを持って山里に避難します。田舎に住んでいない方はわからないかもしれませんが、何kmも街灯や人家が無く、携帯の電波も全く届かないところが普通にたくさんあります。地形によっては、崖を這い上がって逃げなければならないところもありますw
さらに、そのまま数日間ひとりで救助を待つケースも考えられるので、ある程度の野宿ができるような備品を集めた点が、家用の非常持出袋と大きく違うところ。
また、遠方外出時ではなくて在宅時の大災害遭遇ではサブの非常持出袋となったり、家用非常持出袋を持ち出せなかった場合はこれをメインにできると思います。
自分が持っている情報や物資や時間やお金をかなり注ぎ込んだ形となりましたが、あと5年もすればまた時代に合わせるための大改造が必要となるでしょう。それでもこの態勢は維持し続けなければならないと思う次第。
非常時の避難所で他の人に物乞いはしたくありません。みんな自分の家族を最優先したい危機的状況であるはずです。そんな時に限られた個人所有物資をくれくれと平気で言えるような人にはなりたくありません。だから、揃えられるものは揃えておきたいだけです。
2016年02月23日
2016年02月22日
非常持出袋カテゴリー追加
何やら非常持出袋の記事数が増えてきており、さらに家用と車載用がわからなくなってきているので、この二つのカテゴリーを個々に新設しました。
自分的にも改良箇所を探すときにずらずら見ることも多く、これでとりあえず変化具合も見えるようになった次第。
脳内シミュレーションの中の非常時想定事象は日々変動し、そして追記され、それと同時に非常持出袋の中身も入れ替わっていくのであります。困ったもんです(^^ゞ
自分的にも改良箇所を探すときにずらずら見ることも多く、これでとりあえず変化具合も見えるようになった次第。
脳内シミュレーションの中の非常時想定事象は日々変動し、そして追記され、それと同時に非常持出袋の中身も入れ替わっていくのであります。困ったもんです(^^ゞ
2016年02月21日
車載用非常持出袋用にカモグローブ用意
車載非常用グローブに迷彩グローブを追加しました。各部が非常によく考えられたグローブで、合皮なので洗うこともできます。手首のところでベルクロ固定されるので、脱げることもありません。
ナックル部はもちもちのパッド入り。殴るための硬い武器ではなく、ぶっつけたときに守るためのクッションです。
合皮自体も十分すべりにくいですが、指先はさらにすべりにくい仕様。
ゴム縫い付け済で、フィット性も考慮。
所属 : 山里偵察中隊 災害情報課 岩手支部 いきものがかり
氏名 : ぁぃ三等飼育士補
2016年02月19日
車載用の非常帽子とライトを交換
車載の非常ぼうしですが、ペナペナの安物で頼りない状況でした。さらに迷彩を緑系に替えたこともあり、別の新しいぼうしを用意した次第。
新調したほうのぼうしにあご紐をつけたかったので、現在のぼうしのあご紐を外しました。
これが新調したぼうし。これにあご紐をつけます。
穴あけポンチとハトメ工具とハトメ2個を用意。このハトメは4mm穴なので5mmの穴を布地にあけるわけですが、あえて1サイズ小さい4mmの穴あけポンチを使います。分厚い布地ではないので、押し込んでフィット性を保ちたいわけです。
穴は刺繍ロゴ以外の位置にしなければならないので、慎重に位置決め。
穴あけポンチで穴あけ。
ハトメ装着。刺繍位置とぎりぎりでしたw
ピンであご紐を固定。
裏でピンを広げて完了。曲げ角は、ハトメの凹凸に沿ってやや強めに曲げます。
ぼうしの裏地をかぶせて完了。ニューエラは作りが真面目なので、この裏地はネット裏生地かつクッション入りです。だからかぶったときにしっくりくるわけです。
隠蔽性重視の車載非常装着品なので、ピンとロゴを目立たなくしました。
さて、今回ライトも新調。GENTOS の VA-01D です。High モードで100ルーメンの8時間。Eco モードでは19時間。ブーストモードでは、10秒間だけ200ルーメンになります。このライトはサブLEDもついており、暖色の灯りを65時間照射可能。
照射距離は最大で55mですが、このライトの最大の特長は光が横長の楕円形に広がること。ある意味人間の視界と合致しており、歩行の際の灯りとしては非常に合っていると思ってこれを買った次第。
実際100ルーメンあるので、楕円形に広がってもかなり明るいです。光色も青っぽくなくていい感じ。
電池は単4が2本。前のライトは単3が1本でした。ちなみに前のライトは最大45ルーメンの8時間。
これは、家用の非常用ぼうし。このぼうしについているのが45ルーメンのライトなのですが、こっちも新しいライトに交換することにした次第。
そんなわけでライトを交換。どちらも同じライトですが、右の車載用のほうは隠蔽性重視なのでベルトを裏返しにして使っています。
ベルトは安全ピンで固定していますが、いざとなったら安全ピンと安全ピンの間のベルトに小枝や草を挟むことも想定。もちろん右の車載用のほうの話です。
ヘッドライトの良さは、311の少し後の地震で停電になった時にわかりました。見たいほうに顔を向けると、すでに見たいところが明るいのであります。光の光軸にも揺れやブレがありません。しかも同時に両手が空いているわけです。
当たり前のことなのですが、この一石三鳥に気付くとライトは手に持つものじゃないと思いました。
それ以来、歩行用はヘッドライト、手に持つライトは別用途用と決めています。
2016年02月18日
強力ライトを車載用に移動
今まで非常時着用ベストに装着していた強力ライトを、車載用非常持出袋と一緒に保管することにしました。つまり、非常時の車載用と同じ扱いになったわけです。
MAX BEAM の Flash Light J25。CR123Aの電池2本使用で230ルーメンの明るさ。点灯時間は6時間。
230ルーメンということですが、このライトはたぶんそれ以上の明るさがある予感。とにかくとてつもない光を放つライトで、スポットライトと言うよりはサーチライトのような光の帯がどこまでも伸びていき、夜空に向ければUFOが来そうなレベルですw
こういうライトの用途としては、目の前を照らすのではなくて遠方を照らすことを目的としていると思います。なので、目の前を照らすと逆に眩しすぎて風景がホワイトアウトしてしまいます。
崖の下や向こう側の尾根を照らしたい時、このライトだと光が届くと思います。
これをCONDOR の MA48 フラッシュライトポーチに収納。
裏はMOLLE方式なので、このようにするとベルトにも装着できます。つか、ベルト装着するつもり。
まさかオーストラリアの軍需品じゃないでしょうなw
2016年02月16日
車載用非常持出袋用にカモT用意
すでに車に積んでいる車載用非常持出袋に追加するために、迷彩ロンTを用意した次第。
車載用非常持出袋は、遠方外出中に大災害に遭遇して車を捨てて山中に緊急避難するときに持ち出す想定。
数日そこでひとりで野宿する想定はもちろんのこと、山賊と化した悪人が出没することも想定内なので、身を守るために一定の隠蔽性も有したいわけです。
また、山中を歩くときは真夏でも半袖は厳禁ということもあり、薄手の長袖が必要と考えた次第。
綿60%ポリ40%の薄手の生地です。ロスコ製とは言え、製造国が製造国なので縫製の粗さは多少ありましたw
自分はタオルや衣類は買ったらすぐ洗濯するほうですが、このロンTも洗濯済み。生地の撥水性を落とし、素直な吸水性を持たせるのには洗濯は必要です。なので、他のタオルや手ぬぐいも全て洗濯済みのものをリュックに入れています。
山中にこもることを考えた場合、最悪な季節は冬でしょうな。そのあとは、夏、春、秋の順番。春は雪解け水で土がぬかるみます。秋は熊が出ますなw
まあ、現実的には深い山ではなく"里"をうろつくと思いますが、小川を探し出すような初級サバイバルの知恵も現在勉強中。寝る場所、隠れる場所、水源、この3つはできるだけ早い段階で確保できればと思います。
2016年02月10日
非常持出袋用にひざ掛け用意
当ブログで「車載用」の記載がある非常持出袋は文字通り車に積んでおく車載非常持出袋です。
そっちのほうはすでに再構築が終わって車に積み込んでいますが、通常の家に置いておくほうの非常持出袋は現在まだ再構築中な次第。予定では先月中に終えたかったのですが、あらたに用意したいものなどがあり、再構築が終わるのは今月末ごろになる見込みです。
そんな中、新たに追加するもののひとつであるひざ掛けがそろったので記載。
言うまでもなく家用の非常持出袋は避難所に到着し、避難所内で使用する想定で構築していますが、避難所では毛布ぐらいは配布されるとは思っていますが、足りなくなったりそれでもなお寒いかもしれません。
また、折れば座布団や枕にもなるというわけで、ひざ掛けが欲しかったのであります。
普通に買うとすれば毛足が長くてふかふかのひざ掛けが暖かそうですが、リュックに入れることを優先するので、できるだけ薄い物を選ぶことになります。サイズは70×100cmは必要だと思います。
そんなわけで、買ってきました。しまむらで1枚300円w
厚くて暖かそうなものも売ってましたが、あえてこれを選んだ次第。安いのは薄い、薄いのは省スペースなわけです。
リュックに収納するサイズを想定して折りたたみ、それをジップロックに入れてぺったんこにします。中に乾燥材を入れておけば安心かも。
リュック内には1枚を入れる想定ですが、リュックの底の布地に厚みが無いので、ジップロックに入れた状態で二つ折りにし、リュックの底に敷いてクッションも兼ねた入れ方をする予定。
普通のひざ掛けだとこうはいかないので、価格ではなく用途や収納方法に合った品選びが重要だと痛感。
非常持出袋のような限られた容積内にできるだけたくさんの機能を詰め込みたい場合、そのひとつひとつの大きさや詰め込み方が重要になってくると思います。
限られた容積だからこそ、心を鬼にして引き算を行わなければならないときもあります。
これを入れるスペースがあったらこれとこれが入るだろ、これは実用的じゃないからこっちにしよう、いろいろな模索が入り乱れます。
そんなわけで、自分ならこれは入れないというものをいくつかリストアップ。
あくまでも自分の場合の話なので、人によっては外せないアイテムもあるということは理解しているのであしからず。
以下は避難所を到着地とした場合の非常持出袋についての話です。いざというときに最初に持ち出す非常持出袋です。家の常備倉庫に備えておく備品とも違う話になります。
マッチとろうそく
避難所で灯りを灯すのでしょうか。個人使用は火気厳禁になる可能性があります。余震でろうそくが倒れることも。外で暖をとるのでしょうか。たぶん風ですぐ消えると思います。
カセットコンロ
どのような場面でどのように使おうと思って持ち出そうとしているのかがわかりません。
避難所の外でラーメンを作るだけのために、この大きさでこの重さの物でリュックの容積を犠牲にする勇気は自分にはありません。
缶詰
避難所で食べる想定なのでしょうが、甘じょっぱい匂いをぷんぷん放って妬まれの的となると思います。しかも重すぎ。のども乾くと思います。
通帳と印鑑
印鑑が無ければ引き落とせませんという状況は、非常時は無いと信じます。身分証明書と口座番号の控えがあれば可能かも。…と信じます。
缶切り、栓抜き
時代錯誤も甚だしい。このような道具を使わなければ食べることができない食べ物を用意する時点で間違っていると思います。もはや戦後ではありません。
カンパン
あの容積であの栄養。しかも非常時の半脱水状況で飲み込めるかどうか。もはや戦後ではありません。
リッ◯缶、ビス◯缶、カンパ◯缶
大きすぎ。限りあるリュックの容積に入れる勇気が無いです。揃えた気になる注意アイテムかも。
家の常備倉庫に入れておく分には、非常に良いものだとは思います。
カップめん
非常時は湯を沸かすどころではないはず。火を使わずにすぐ食べることができるという点が重要。
サランラップ
皿を洗わなくてもいいとして有名なアイテムですが、非常時の簡易食器は避難所で炊き出しとセットで与えられるはずです。皿を使わなければ食べることができない非常食を自前で用意しているとしたら、その選択自体に再考の余地があるかも。ただし、ファーストエイドとして使うのは正解。
ダイナモラジオ
ラジオも聴けてライトも点いて充電もできて手回し発電もできてサイレンも鳴りますが、機能の足し算ではなく電力の割り算グッズであることに注意です。
ライトは暗くラジオは低感度。あれこれ使うと電池もすぐ無くなる。電池が無くなれば全機能停止。バッテリー自体も年々劣化します。
体力温存必須の非常時に手回しごときで疲労するのは論外。あのトルクのものを1分間続けて回せたらたいしたものです。手に持つと片手が埋まり、リュックに入れると大容積。揃えた気になる注意アイテム。
バカデカ懐中電灯
単1電池4本入りの大口径懐中電灯は、でかいし重いし暗いです。暗闇を照らす灯りも、非常時では片手を埋めるのが惜しいと感じるかもしれません。片手があれば人の手も引けます。
セーター
必要性はわかりますが、かなり工夫しないとリュックに入りそうにありません。何気にウールは重いです。
パックごはん、インスタント味噌汁
非常時に貴重な水を塩水に替え、何としてでも平時と同じものを食べたいのでしょうか。お湯も必要でしょうし、ゴミの回収車も来ません。みその香りは隣人の空腹感を10倍にも20倍にもします。
アルファ米、いそべ餅
いそべ餅で緊張をほぐしたいのはわかりますが、家の常備倉庫に備えるものであって、リュックに入れるものではありません。避難所で食べる効果とリュック内の容積を考えると優先度は著しく落ちます。
まとめ
非常持出袋セットと称して様々なアイテムと袋がセットで売られていますが、どう見ても重さと容積を稼ぐためだけのものが紛れ込んでいることがあります。これは商品の見た目の雰囲気を装飾するだけのアイテムであり、肩への重量負担やグッズの引き算を熟考したものではありません。
まあ、それでも何も準備しないよりはかなりましだとは思います。水ぐらいは入っていますから。
2016年02月05日
[立春朝搾り] 一ノ蔵 特別純米生原酒 GET!
昨年はうっかり買うのを忘れていましたが、今年はしっかり予約で購入。
年に一度、予約でしか買えない搾りたての生原酒、立春朝搾りの一ノ蔵です。
昨日の夜中に搾ったばかりのお酒が、薄めず加熱せずの状態で今ここにあるわけです。
立春朝搾りは、蔵人が想いを込めた特別なお酒。お酒というよりは作品でしょうな。
杜氏の魂と蔵人の職技を極上の素材を通して感じることができる立春朝搾り。
米の旨味をしっかりと残し、実にまろやかな舌ざわり。17度というやや強めの度数も、その風味の上品さゆえに自然としみこんでいきます。
口に含むと厚みのある米の旨味がやさしい甘さとかすかな酸味を包み込み、飲んだ後に鼻に抜ける異次元の芳香。
立春朝搾りは、この芳香もしっかり感じてほしいお酒です。はっきり言って、お酒の香りじゃないですw
自分は習慣的にお酒を飲む人ではないですし、外に飲みに出かける人でもありません。
本当においしいものをじっくり味わいたい、その対象がお酒だったのであります。
「立春」大崎市の酒蔵で「立春朝搾り」約1万9,000本生産(Youtube)
2016年02月04日
車載の非常持出袋にいろいろ追加
なんやかんやで非常持出袋と格闘中なわけですが、車載用の非常持出袋の構築もようやくゴールが見えてきており、今回の追加&改造で自分の目指していた領域にほぼ達した次第。
何を追加&改造したのかの詳細は前に書いた記事に追記する形で書いている所存。
2016年02月03日
救急箱に湿潤絆創膏を追加
非常持出袋の救急ポーチに、「バンドエイド キズパワーパッド」を2サイズ追加したのでメモメモ。
また、テープの種類を変更したほか、幅広テープも追加した次第。
傷の治療方法では従来の乾燥治療よりも湿潤治療のほうが主流となりつつあり、非常持出袋を構成する上でもどうするか考えていました。というのも、現在の世間の救急セットはガーゼで傷口を覆う乾燥治療のほうがまだまだ主流であり、湿潤治療で統一できない点があったからです。
しかし、湿潤治療の絆創膏ぐらいは足しても大した容積ではないしというわけで足したのであります。
あと、テープの材質を強度を重視して布製に変更しました。同時に伸びるタイプの幅の広いテープも追加した次第。
今日現在のリスト。
あと、念のため書いておきますが、インフルエンザの発熱の解熱には、アセトアミノフェンが望ましいとされています。つまり、成分としてアセトアミノフェン以外は避けろということです。
そうなると、市販の鎮痛解熱剤は様々ありますが、ほとんどの有名どころはNGとなってしまうわけです。
そんなわけで、鎮痛解熱剤にはタイレノールAを選んだ次第。これはアセトアミノフェンだけで作られている鎮痛解熱剤になります。
ただし、世の鎮痛解熱剤の中では穏やかに効く部類かつやや弱めの薬であり、腫れ系の痛みには効かないそうです。
確実なのはロキソニンあたりでしょうが、あれは胃が荒れるとか荒れないとか。
また、熱を下げるという行為も安易に考えてはいけないわけで、むやみやたらに解熱にまっしぐらという発想こそ解熱しなければならないのかもしれません。体が機能的にやばいなと思うレベルになったら飲んだほうがいいでしょうな。37℃台程度なら、生姜湯2杯飲んで汗出したほうが翌日には熱も下がったりします。
話が逸れてきたのでこのへんで。