2016年02月23日

車載用非常持出袋がようやく完成

あれやこれやと格闘していた車載用の非常持出袋の構築がやっと終わったので、メモ代わりに記載。

車載用非常持出袋がようやく完成

こんなかんじになりました。
暗めの迷彩袋の中身:薄手のダウンベストとパラコード(30m×2本)。
明るめの迷彩袋の中身:青いひざ掛け毛布。(圧縮袋で圧縮済)
上部にくくり付けているもの:着古した緑色の厚手シャツとここで書いたカモT。(圧縮袋で圧縮済、さらにポリ袋で封印)
リュックの下の物:寝袋をシートでくるんだもの。(寝袋は圧縮袋で平たく圧縮済)
圧縮袋の中には、シリカゲルなどの乾燥材も封入しています。


車載用非常持出袋がようやく完成

寝袋は今までは左のようになっており、持ち出す余裕があれば肩にかけて持ち出す想定でした。しかし、冬季はこれが必需品となるので、右のように平たく圧縮してシートにくるんだあとリュック下部に固定した次第。


車載用非常持出袋がようやく完成

背中側。ミニラジオが入っているミニポーチの位置と固定方法も変更しました。実際に背負った時に時々腕に当たるのが気になったからです。


車載用非常持出袋がようやく完成

カモTとシャツはパラコードでリュックのふたに固定。
雨天時はリュックの上からポンチョを着る想定なので濡れることはありませんが、急なスコールなどから守りたいので防水処置。


車載用非常持出袋がようやく完成

いろいろ追加しました。
■左上
氷砂糖は旧品と交換、遊び心のSoft in 1の試供品追加、人工呼吸用マウスピース追加、黄色ガムテープを緑色に交換、ミニクリップは交換予定を取り消し、ハッカ油ミニスプレー追加、マルチビタミン追加。
■左中
太い糸追加、太い糸用の針や指ぬき追加、このライトの電池追加。
■左下
リュック防水カバー追加。
■右上
4隅を折って袋状にできる中型シート追加。
■右中
レインコート追加。(上着のほうは追加予定を取り消し)


車載用非常持出袋がようやく完成

車載の図。軽なので、シートひとり分をつぶして積んでいます。リュック上下をロープでシートに固定。


車載用非常持出袋がようやく完成

ロープの連結部品を見える位置にして向きを揃え、すぐに外せるようにしています。


車載用非常持出袋がようやく完成

真っ暗闇でもライトをシートに固定しているので、このように見えます。


車載用非常持出袋がようやく完成

白い四角いのがライト。Energizerの折りたたみ式ランタンです。このライトもそうですが、車載非常持出袋の中身や関連備品は、日常的なレベルの軽い非常時にも使う予定。高原ドライブの休憩時には、双眼鏡で野鳥を探すかもw


車載用非常持出袋がようやく完成

リュックの足元には、いろいろ入った備品箱。


車載用非常持出袋がようやく完成

黄色い反射シールが貼られてあるバッグの中身は、圧縮袋に入ったカーゴパンツと靴。このバッグも緊急時に持ち出します。
その横には非常用ベスト。前にここでも載せているもので、すでにいろいろなものがポケットに入っています。
左上はバンダナに包んだぼうし。黒い棒状のものは、ミニスコップ。これらもさっきのページに載せています。
ミニスコップは斧つき。

車載用非常持出袋がようやく完成


これでようやく本当に完成。遠方外出中に車を捨てるほどの大災害に遭遇した際は、これらを持って山里に避難します。田舎に住んでいない方はわからないかもしれませんが、何kmも街灯や人家が無く、携帯の電波も全く届かないところが普通にたくさんあります。地形によっては、崖を這い上がって逃げなければならないところもありますw
さらに、そのまま数日間ひとりで救助を待つケースも考えられるので、ある程度の野宿ができるような備品を集めた点が、家用の非常持出袋と大きく違うところ。
また、遠方外出時ではなくて在宅時の大災害遭遇ではサブの非常持出袋となったり、家用非常持出袋を持ち出せなかった場合はこれをメインにできると思います。

自分が持っている情報や物資や時間やお金をかなり注ぎ込んだ形となりましたが、あと5年もすればまた時代に合わせるための大改造が必要となるでしょう。それでもこの態勢は維持し続けなければならないと思う次第。
非常時の避難所で他の人に物乞いはしたくありません。みんな自分の家族を最優先したい危機的状況であるはずです。そんな時に限られた個人所有物資をくれくれと平気で言えるような人にはなりたくありません。だから、揃えられるものは揃えておきたいだけです。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(0) | 車載用非常持出袋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする