家に置いておく非常持出袋を大改造中でしたが、何とかまとまった次第。

こんなかんじになりました。すぐに取り出したいものは外側のポーチ群、それ以外の物は中に入れています。
ポンチョや雨合羽も入れていますが、小雨の短距離移動用に折り畳み傘も追加しました。

今回の大改造の大きなテーマのひとつに、メディカルキット(救急箱)の充実がありました。
これについては、専用のポーチを用意するとともに処置の方法や知識も少し学びました。

リスト作成のために作った模式図。この図とリストを照合することにより、何がどこにあるのかをわかりやすくしました。この点も今回の改造のテーマとなっており、前は何かを探すのに一苦労でした。

リュックの外側のポーチ群に入っているもの。備品主体の分類をしていた以前の収納方法を改め、用途や緊急性を考慮して収納するようにしました。なので、バンダナや水などは重複でリュックの中にも入っています。
左中は移動休憩時、右上は雨対策のように、用途別グループごとにポーチに入っているわけです。
ちなみに、右中のメディカルポーチの雨カバーですが、100均の自転車汎用サドルカバーがジャストサイズでした。右上の右上に写っている小さなものがそれです。

リュックの中は、すべてグループ分けしたポーチ群として収納した次第。可能な限り色分けもしました。
図は上から見た図になりますが、おおまかに3階層に分かれています。これもリスト照合をしやすいようにアルファベットで名前を付けました。

実際はこうなっています。右は下層部を上から見たところ、左は上層部と最上部を横から見たところ。

手を洗った後の石鹸を元の袋に入れるのは煩わしいだろうなということで、それ用のポリ袋も石鹸と一緒に入れています。まあ、避難所で水が出てからの話ですけど。
食料は、最小の容積で最大のカロリーが摂取できるということを最優先しました。つまり、ダイエットとは正反対の物ばかりです。平時にこれを食うと太りますw
ちなみに、缶入りパンやアルファ米などは家で凌ぐ時の食料として考えているので、避難所に持ち出すリュックには入れていません。えいようかんぐらいなら、小容積なのでリュックに入れてもいいかも。ただし、ようかんなので重さはそれなりにあります。

東京にいる頃から非常持出袋を作っていたので、それから引き継いでいるものもあります。23区のごみ袋とか。
避難所での睡眠は極めて重要なのですが、避難所の設備充実度が低い場合も考えてエアーマットを用意。空気を入れている時にめまいで倒れてもいけないので、空気入れも入れています。

リュックの小物スペースは、光の漏れや乱反射を抑える最小限のライトも装着しました。

避難時に着るベストとぼうし。リュックも持ち出せないような最悪の場合はこのベストとぼうしだけで逃げるつもりなので、厳選に厳選を重ねた必要最小限のものはポケットに入れています。

こんなものが入っています。水も無し。食料も無し。医療品も無し。

車載用非常持出袋に近い緊迫度かも。

非常用ホイッスルをパラコードで編んで手首に装着するもの。
こういうものは完成形で売られていますが、これは編み方を調べて自分で編んでみたものです。なので、形がいびつですw
編みは簡単にほぐすことができ、ほぐすと4m弱のパラコードになります。つまり、ひもを携帯するためのツールなわけです。

リストはこのように作成済みですが、様々な情報が含まれるので詳細は非公開w まあ、写真の通りです。
間もなくあの日から5年になりますが、今後も5年ごとに大きな改造を実施したい次第。
社会が変われば必要なものも変わります。進化するもの、代替品が出たもの、物品も変わっていきます。
不幸な近未来に備える判断基準は、最低でも今日現在でなければならないと思うのであります。