ここ岩手県からは遠い九州の熊本で、大地震が発生しました。
立て続けに起こる余震でパソコンの地震モニターの警報音は1時間以上も鳴りやまず、モニター上では常に揺れているような表示が続きました。
モニターの表示を見ていて感じたことは、あの東日本大震災のときの表示と同じ規模であったことです。
特に4月16日1時25分に発生した本震とも呼ばれる揺れは、モニター上でも恐ろしさを感じます。
その時のモニターの表示はここモニター上では、熊本市あたりで最初の揺れから1分もしないうちに赤い点が2度3度と点灯し、次々と新しい揺れが発生しているようにも見えます。
その後も強い余震が立て続けに発生し、その頻度と揺れの強さは東日本大震災の余震の規模を上回るものでした。
テレビのCMは一時的に無くなり、復活したかと思ったらACのCMだらけでした。
東日本大震災の時よりはACのCMの種類が増えているようにも思えましたが、東日本大震災の時がそうであったように、流れているACのCMは被災者にとって深く記憶に刻まれるものとなるかもしれません。
実際、東日本大震災から5年以上経った今でも、当時流れていたACのCMを見ると周囲の空気が一気に重くなります。
あのとき流れていたアドレナリンの勢いを体は覚えており、本能的な危機感のようなものが鮮明に蘇ります。
東日本大震災のときは、たくさんの人たちからたくさんの義援金が送られました。自分は直接的な被災者ではないので直接助けられたわけではないのですが、周囲の人や環境の復興に役立てられたことは間違いのない事実です。
今、被災地ではたくさんの人たちが困っています。いろいろなところで義援金の受け付けも始まったようです。
岩手県人として、少しですが日本赤十字社を通して応援させていただきました。
まだまだ新しい災いが起こりかねない状況ですが、心を強く持ち、今を確実に生きてください。