
数ある袋ラーメンの中で個人的ベスト3に入るのが、マルちゃんの「屋台十八番なま味しょうゆ」。
販売エリアが北海道と東北だけらしいので、関東以西の方は知らないかもしれません。

スープは素材別に3種類に分けてある丁寧な売り方。ラード臭さをきちんと感じる調味油、醤油の香りとコクがそのまま生きている液体スープ、基本となる粉末スープ。分けてあるのでそれぞれの良さが残っているわけです。

ノンフライ麺なのですが、この麺も傑作。4分後にはもっちもちのシコシコ麺に変身します。

出来上がり。完成度の高い醤油スープなので、雑味を入れずにネギとコショウだけで食べます。
というか、ネギとコショウは完成度の高い醤油スープにそもそも合うわけです。100%を120%にします。

この麺はほんとすごい。マルちゃん正麺の上を行きます。
インスタント食品にはB級の上を行こうとして本物を目指しても再現できていない頑張り屋さんの商品がたくさんありますが、この麺の食感は生麺に限りなく近いです。プレミアム商品でもなく普通の袋ラーメンなのに、このジャンルでこの品質を世に出していいのかと疑うレベル。
そんな麺が油もたくさん浮いた傑作の醤油スープの中で泳いでいるわけで、いやはや、夢のようですw
当然のごとくスープは全部飲み干し、今日も幸せな時間だったなーとため息をつくひとときなのでありました。