
昔からあるカップ麺の金ちゃんヌードル。容器からラベルまで昔のまんま(たぶん)。

プラスチックのふたを開けると、粉末スープとかやくが出てきます。麺はカップヌードルと比べると太め。この太さがおいしい食感につながっています。

かやくは、エビ、豚肉、たまご、しいたけ、ネギ。それぞれの大きさが大きいところがよきよき。
何と言いますか、まじめに当たり前に仕上げた大きさ。今はこの"当たり前"の大きさの具が入っているカップ麺は皆無に等しく、たまごのフワフワ感やエビの肉質を感じるカップ麺は金ちゃんヌードルだけだと思います。豚肉も紙みたいな薄さのものではなく、少なくとも噛み切るレベルの厚さがあります。

3分待ってできあがり。肉厚で大きい具がお見事。初めて食べる時は、このエビを噛んだときの歯ごたえにびっくりするかもしれません。

極々普通の醤油ラーメンなんです。少しだけしいたけ出汁を効かせた醤油スープが心地よし。飽きない味です。
吉野家の牛丼に近い感覚があって、何度も食べてるけど飽きなくおいしく、気がつけばまた食べている感じ。そして時々無性に食べたくなる感覚も同じです。
つまりは、完成された傑作の味なんでしょうな。昔からの商品は売れなければとっくに廃盤になっているわけで、売れているから現にロングセラー商品になっているわけです。
金ちゃんヌードルの魅力は、大きな具とうまみスープ。それと、具がしっかりしているので、それぞれの違う歯ごたえを楽しめるところ。これがある限り、あと100年はロングセラーになると思いますw