![非常持出袋はこの本から始まった](https://aiailife.up.seesaa.net/image/Q0018316-0-thumbnail2.jpg)
左:ぐらっ!ときたら災害から自分を守る本 MONOセイフティ・マニュアル マグニチュード手帳(1995年1月)
当時はまだこのテの本はあまり多くなく、あってもありきたりで当たり前の事しか書かれていないものばかりでした。
しかし、当時この本に出会ってから本格的に非常時に備えてみようかと思ったわけです。
著作権やら何やらあるのでページ画像は伏せておきますが、とにかくそれまでの感覚に激震が走るほどの内容だったのであります。
自分の非常持出袋を構築する上でもバイブル的な存在になったありがたい本です。
右:ぐらっときたら新マグニチュード手帳 モノのチカラで命を救え!!緊急時の生き残り生活術(2011年10月)
2004年にも改訂版が出てますが、これは東日本大震災が起こった7か月後の2011年10月に出た続編。
中身も掲載されている物が大幅に新しくなり、スマホでの情報収集や電池切れ対策など今風な物も追加されています。
まとめ
「災害が起こった緊急時というものはこんなにも恐ろしいものなのだが、きちんと備えることによってそれはかなりの部分で克服できる。」という基本姿勢に加え、「それにはこういうものがこういう理由で必要なのだ。」と具体的に教えてくれます。
例えば、非常持出袋にノートを1冊入れておくことや、歯磨きセットも入れておくことには正直驚きでした。普通に考えれば2の次3の次となりそうな物ですが、よく考えればこれらは「平常心を保つ」といった重要事項を実現するうえで最も簡単で効果的な物だったのであります。
非常時こそ冷静に考えて確実に行動しなければならないわけで、それにはノートに落書きでもして緊張を解く息抜きも大切なわけです。