
このポーチとバッグは、持ち出すのではなくてその場で身に着けるものです。もちろん、それだけの時間があった時に限りますが、万一とっさの場合は持ち出してあとから身に着けることになるかもしれません。
想定している状況が状況なので、もはや防災というよりは護身と探検の雰囲気。
ちなみに、リスト中の「ワーヤーソー」は「ワイヤーソー」です。足で折れないような太さの木をこれで切ります。

自分が持っているライトの中で最も明るいライト「MAX BEAM Flash Light J25」。
谷を挟んだ向こう岸を照らせるレベルの照度で、山中での探索や救助要請での使用を想定。ポーチに入れたままベルトに固定します。

Nikon の「ACULON W10 10x21」。軽量防水かつ高性能のミニ双眼鏡で、倍率は10倍。首からぶら下げます。先ほどの強力ライトと併せて夜間の探索に使用します。

ポーチに入っているマルチツールは真ん中のもの。上は家用の非常持出袋、下は仕事用&プライベート用として常に体に身に着けています。
前に救急ポーチのところでも書きましたが、刃物系はケチってはいけません。価格は性能と寿命に正直に比例します。

ちょっとついでにミニラジオを載せておきます。
ライターほどの大きさのミニラジオですが、買ったときについてくるイヤホンは両耳にはめるステレオタイプのものですが、非常時には片耳は空けておきたいので、片耳イヤホンのステレオタイプのものに替えています。また、ミニラジオ側のイヤホンの差込口が横についているので、これをL型プラグで変換して差したイヤホンが上方向に伸びるようにしています。これは、ミニラジオを小さな胸ポケットに入れたまま聞くためです。
L型プラグとイヤホンの写真は説明のために一緒に写しましたが、これらはすでに右の袋の中に入っています。
次回は「救急ポーチ編」です。非常持出袋とは別に日常に使用する目的で車載しているファーストエイドキットの紹介になります。