2022年03月06日

車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

通常の非常持出袋は「避難所での生活+α」を想定して構築していますが、車載非常持出袋は避難所にたどり着くまでの「山中での野宿」までを想定に入れています。
そのため、備品もそれに沿った内容となっており、より過酷で殺伐としたものになっています。
想定内容は以下の通り。

車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

「目立つ・隠れる・生きる」です。自然に溶け込みながら悪天候から身を守り、一気に目立って救助してもらいたいわけです。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

オランダ軍の突撃隊用のリュック。通常のものより高さが短くなっています。つくりは非常に堅牢で防水仕様。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

寝袋を薄くたたんでシートでくるんでいます。こういうシートも迷彩色を意識しています。これを、リュックの下に固定します。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

固定した状態。他にもいろいろなものを固定していますが、すべてジップ袋に入れてから迷彩バンダナ等で包んでいます。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

けがをしたらB、雨が降り出したらC。ポンチョはリュックごと覆えるタイプ。ゴアショートスパッツは山道歩行時に使用。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

厚地のものやシートを縫い合わせるための太い針や太い縫い糸も入れています。
ネッカチーフは、緑系と灰系のデジタル迷彩柄。ストールに近いものなので、何かを隠したいときに巻き付けて目立たないようにします。
ちなみに、リュックを背負ったまま川に転落する事故を想定して、中身はすべてジップ袋に入れています。


車載非常持出袋の総点検2022〜リュック編

車載した状態。ひもでシートに固定していますが、フックで簡単に外れるようにしています。緑のポーチや手袋については後日掲載。

まあ、車載非常持出袋を使うときは本当に危機的状況なので、これが最後の命の綱となります。いかに隠れていかに目立つか、そしていかに生き延びるかです。

次回は「ベスト&ぼうし編」です。こちらも車載の基本状況設定に沿ったものとなっています。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☔ | Comment(0) | 車載用非常持出袋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする