
以前飼育ブログのほうでも書きましたが、学研の科学と学習が休刊することが決まりました。残す号もあとわずか。
そんなわけで、あのころの少年のときめきをもう一度ということで5年の科学を購入した次第。通販で購入しましたが、発売から4〜5時間でほとんどの学年の科学が売り切れていました。

本の中は、相変わらず科学のかたまり。不思議の仕組みを子どもにもわかりやすく説明されています。今読んでいても普通にときめきます。

さて、ふろくの「ステゴサウルス25分の1骨格モデル」を作ってみることにしましょう。接着剤は無く、穴にはめていくだけの方法で作ります。軟質プラスチックなので、穴から抜けることはありません。

できたー!(^O^)
体長34cmの堂々たる姿。しかし、学研の科学のふろくのすばらしさは、完成度だけではありません。組み立てていく途中に、知らないうちに骨格について学べるところが学習教材たる所以です。今回も、肩甲骨の形に新発見がありました。
また、背骨に沿って「皮骨板」という平べったい骨がついているのですが、そのうちの何枚かをわざと組み立てさせ、その説明書きに「先が外側に開くように…」と書いています。さりげなく骨格の特徴を組み立て工程の中にとけ込ませるあたり、泣けてきます。
科学のふろくは、このような学習箇所が組み立て工程の中に何回か出てきます。まさに、作りながら学べる教材なわけです。

箱の裏側には、上から見た地面。雰囲気を盛りたてる演出です。

なんだか、ジュラシックパークのようになってしまいました。
今回購入した5年の科学2月号は、少年の時代に帰る入り口のようなもの。自分的に永久保存したいと思います。
今さら言ってもどうにもなりませんが、すばらしき教材の休刊が何とも悔やまれる次第。これからの時代、この国の科学の芽はいったいどこから発芽するのでしょう。科学の芽は知識ではありません。知識のないところに予期しない形で突然訪れるときめきです。
未来の子どもたちに、「どきどき」と「わくわく」が何らかの形で生まれ、そして育っていくことを祈ります。
昔同じようなものを購入した記憶があります。
他メーカーで夜光だったような気がしますが。
科学はちんぷんかんぷんな自分が、学研好きだった理由はこの類のもののお陰です。
大人でもときめかずにいられない教材です。
自分の爬虫類好きの起源は恐竜にあります。
子供の頃に恐竜や生き物関連のものは片っ端から飼ってもらったものです。
この独自のわくわく感、学研以外では思い浮かびません。
あがいてもしょうがないですが…悔やまれますね。
つか、いろんなフィギュアありすぎw
大人になっても科学のふろくにときめいたり、大人の科学を買ったりするのは、学研が提供し続けた科学の魅力というものが今もふろくや人にあるからだと思います。
ある意味、独特な空気を持っていますね。それだけに代替品も無く、寂しいのでありんす(´・ω・`)
フィギュアはジュースのおまけですw