まずは、当ブログや飼育ブログにたくさんの方々からのお見舞いやご心配のお言葉を頂戴したこと、誠にありがとうございます。
そして、なかなかお返事ができなかったこと、お詫び申し上げます。
現状をご報告いたしますと、自分をはじめ飼育中の生き物や建物には被害も無く、無事です。地震後から停電や断水が続いていましたが、電気、水道の順に復旧し、その後通じなかったネットも今はつながっています。
報道等で大きな被害の映像が流れ、自分が岩手県ということもあって、ご心配をおかけいたしました。
ご存じのとおり、今なお膨大な数の方々が被害にあわれ、孤立し、行方不明になっています。
自分自身に被害がほぼなかった安堵感など吹き飛ぶほど、すさまじい大災害になっています。
今夜も寒さに震え、半分のパンひとつで朝を待つ被害者がたくさんいると思います。また、発見されないでがれきの下に今なおいる人や、残念ながら息の無くなった方もまだまだたくさんいるはずです。このような状況に伴い、まだ平時の心情には戻れません。
今回の地震は群発地震のような発生のしかたをしており、広範囲で大きな揺れとともに甚大な被害が発生しています。
このブログを見ていただいている方々やその知人にも、被害に合われた方がいると思います。
その方々に対し、一刻も早い救助や復旧を願うとともに、いつもの生活が戻ってきますよう、心から願っています。
私たちは、地震の多い日本という国に住んでいます。起こる起こると言われていた大地震が、まさに起こりました。そして、その被害は想像を超えるものでした。
私たちは日本人です。秩序を守り、辛いこと悲しいことがあっても何度も乗り切って復興してきた血筋です。
終結の詔書の中に「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」というお言葉があります。被害に合われた方々は大変な日々を過ごしていると思われますが、どうか気を強く持って明日への希望を忘れないでほしいと切に願います。
2011年03月13日
この記事へのトラックバック
不便も苦痛も悲しみも生きてこそ・・・
当地は仙台藩が開拓したゆえ、自分も含めて縁故の多い者が多いです。そして残念ながら誰一人家族にも連絡が入ってきていません。
今はただ見守るしかありませんが
時間がたつにつれ本当の被害の大きさとありとあらゆる問題が出てくるのでしょうが
誰もが自分の身におきかえて考えてみる、それが地震の国に住む者として、お亡くなりになった方へのせめてもの弔いと思います
余震で本当に体力を消耗されると思いますがどうぞご自愛を
「誰もが自分の身におきかえて考えてみる」
まさにこれですね。基本です。
これができる人間という生き物は、そのせいだけでもかなりの秩序を守ってきたはずです。客観視は、人間の持つ貴重な才能です。
まだまだ被害者の数が増え続けてますね。とんでもない数字になりそうです。悲惨すぎ(´・ω・`)