
一味唐辛子ができたので、とりあえず経緯を記載。
1.トウガラシを家庭菜園で育てる
栽培は非常に簡単。勝手に実がつきます。たまにカメムシがやってきます。
2.真っ赤になった実を収穫
けっこうな量を収穫できます。枝のまま切って乾燥させればドライフラワーにもなります。
3.実を天日で乾燥
本来はここでカラッカラに乾燥させます。
4.ネットに入れて冷蔵庫で乾燥
天日だけではカラッカラにならないので冷蔵庫に入れました。
5.種を除去
気にならない場合は除去は不要です。
6.ミルで粉砕
一番安いミルで十分。風味が移るので、以後唐辛子専用としてミルを扱う。
7.湿気ないビンに入れて冷蔵庫に保存
常温保存でもいいと思いますが念のため。
ポイントや注意点は、「6」の工程で手袋やマスク、敏感な人は防塵メガネの着用が必要です。
唐辛子の辛みは痛覚を神経的に刺激する"痛み"なので、皮膚や目で辛み(痛み)を感じます。
マスクをつけないとクシャミの連発になりますし、指先に傷口があった場合は発狂することになるので注意。傷口が無くてもピリピリ程度はします。ちなみにマスクをしても鼻のピリピリ感は少し感じます。
あと、粉砕の度合いですが、あまり粉砕しすぎて粉状にしてしまうと激辛になってしまうので、まだ砕けていない部分が見えるなぁ〜の段階で止めておきます。
コーヒー豆などに使用しているミルと併用しないように。唐辛子風味のコーヒーができてしまいます。
自家製一味唐辛子の魅力は、何といっても雑味の無い素直な辛さ。少量でもかなり辛いです。
これを鍋焼きうどんなんかに入れると、もうたまらないのであります。
唐辛子の風味を最大限に出すには、乾燥工程で冷蔵庫や天日ではなくフライパンで炒ればいいかも。焦がさないように弱火でじっくりです。カラッカラになるまでは、かなり時間がかかるかもしれませんが。
凍える冬でも、自家製一味唐辛子を入れた鍋焼きうどんは温まりますよー。