
ビジネスホテルの9階から下をのぞいてみると、歩道で何か動いていました。
12倍ズームを最大にして見てみると、そこにはハトがいました。
日曜の朝、人の影がほとんど無い歩道で、土のあるところに集まるハト。
人間がいるから社会を感じ、あれだこれだと目先のことに悩み、時代の先端だけを目指し、やり直せない人生を悔やみ、そんな人間社会の中にいながら、はるか上空から生き物の素朴な姿を見る。
どんなにおいしいコーヒーを飲む朝よりも、いい朝でした。
生き物を最も癒すものは生き物。
なぜでしょうか。
答えは簡単です。
仲間だからです。
すっかり寒くなりましたので、風邪などには充分お気をつけ下さい。
あいさんのように歩道を歩くハトにも目をやれるような心の余裕が皆にあれば、
もっと素敵な世の中になるのになぁと、
ズルズルと続く悲惨なニュースを見ながら思いました。
ハトを見る余裕ならいいのですが、「焼いたらうまいかなぁ」とか思ってたら、世の中悲惨ですw
と、デートの時、とある女の子が言いました。
その時、ベンチに座っている彼女の太ももばかりを
気にしていた僕の目から鱗が落ちましたとさ…。
飛ばなくても食べるのにそう苦労しない種類は、よく歩くような気がします。
季節モノを食べる鳥なんかは、すごく飛びます。
渡り鳥とかが、いい例かもしれません。