2015年11月06日
柿と言えば妙丹柿だった
富有柿や次郎柿のような四角くて平べったい柿を普通に食べるようになったのはこのあたりの地方では近年のことで、自分が小さいころは柿と言えばこの妙丹柿(みょうたんがき)でした。
あまりにも普通にこれしか無かったので、妙丹柿という名前すら知ることも無く、知ったのは最近のことです。
品質は非常に個体差があり、種の有無や肉質の滑らかさ、甘さやコクまで食べるたびに違う味がしていました。
それでもそもそも柿というものはこういうものだとずっと思っており、富有柿を食べるようになってからいつも同じ味と品質であることに驚いていたほどです。
この柿は最近ではスーパーで見ることも稀になり、つか、そもそもスーパーに並ぶことがありませんでした。
干し柿として食べられることのほうが多い品種なので、細長くて小さい干し柿があったら、この品種だと思います。
自分の家にはありませんでしたが、他の家ではよく庭に妙丹柿の木が植えられており、秋になるとオレンジ色の実がいっぱいついた風景をよく見ていました。今夜は久々に懐かしの柿を食べてみたいと思います。
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