2017年01月19日

急須と茶筒を新調

急須と茶筒を新調

現在愛用中の急須と湯呑。常滑焼北龍窯の急須と益子焼窯元よこやまの湯呑です。どちらも2011年に購入。
窯元よこやまのこのタイプの湯呑、外側に反りながら波打つ縁は驚くほど口元にフィットし、やや膨らんだ中央部は手にフィットします。外はざらざら、内はつるつる、厚みも厚すぎず薄すぎず。
白の勢いに浮かぶつゆ草模様の色合いも程よく、この湯呑はかなりのお気に入り。


急須と茶筒を新調

今回購入した常滑焼の深蒸急須と工房アイザワのステンレス茶筒。
茶葉は深蒸しを使用することがほとんどで、今の急須だと茶葉が少し外に出ていました。なので、これを食い止めるために、目の細かい網が付いたものを欲しかった次第。
現在使用中の茶筒は樹脂製で、静電気で葉がくっついて大変でした。気密性はよいほうでしたが、静電気で接合部にまで茶葉が付き、気密性も不安になってきていました。
そこで、静電気の起きないステンレス製のものを欲しかった次第。銅製やブリキ製のものもありますが、自分は耐腐食性能や金属臭の有無、管理のしやすさなどでステンレス製にしました。


急須と茶筒を新調

工房ぁぃざわの18-8ステンレス。


急須と茶筒を新調

ちなみに、茶さじも18-8のステンレスのものを新調。


急須と茶筒を新調

内ぶたが付いています。


急須と茶筒を新調

茶筒の縁は、巻き加工が無いタイプ。


急須と茶筒を新調

現在の急須の網は、ステンレス製の帯網。一周ぐるりと網が付いており、目詰まりしません。


急須と茶筒を新調

新調したほうの急須は、こんなかんじ。ステンレス製の細密メッシュ網。さわやか網とも呼ばれるものです。網の覆う面積が大きいので、目詰まりもありませんでした。

この二つの急須で深蒸し茶を淹れ比べてみましたが、細かい茶葉の漏れ防止ではやはり新調したほうの急須では効果抜群でした。
それよりも一番驚いたのは味。常滑の朱泥が効いたせいか、お湯自体が柔らかくなり、雑味が無くなりました。甘くなってコクが出た感じです。これは、何となくのレベルではなく、誰でも気づくレベルです。
昔の朱泥と今の朱泥は若干違うらしいのですが、それでもここまで味の違いが出たことに驚いた次第。
自分はよくお茶を飲むので、洗いやすい日常使用の急須をと朱泥の常滑を自分用に新調したわけですが、おいしい深蒸し茶になるのでお客さん用にもこれを使おうと思いますw
深蒸しではない茶葉の時は、今までのほうを使う次第。くき茶が入ったお茶も香ばしくでいいかんじです。
急須でも湯呑でもそうですが、某国製のものもたくさん売られています。ただ、お湯に何が溶け出してくるのかが怖いので、こういうものは日本製のものを使うことにしています。
posted by ぁぃ♂ | 岩手 ☁ | Comment(2) | 生活用品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
(´・∀・`)ヘー
味くらべできるほど違うのかぁ。
まぁ、言われてみれば当然なんだけど、
あまりに日用品すぎて、すっかりそーいう事がアタマから抜けてたわ…

会社の急須でやってみるー(^ω^)
Posted by guwa at 2017年01月21日 20:33
>guwaさん
お茶は急須で決まるとよく言われますが、生まれて初めてそのことを体感しました(^O^)
せっかく新しい急須を調達できたので、「急須は洗剤で洗わない」という原則を守っていきたい次第。今までの急須は洗剤で洗ってました(^^ゞ
Posted by ぁぃ♂ at 2017年01月22日 21:12
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