
何年も前から買わなければならないと思っていましたが、ついにようやく購入。
上の写真は、試験運転で塗装が焼けるにおいを出し切っているところ。
ウチは電気が止まるとすべてが止まる家なので、暖房も全部電気です。
なので、灯油のストックも完全にゼロなのですが、いちおう石油ストーブは1台だけ非常用に保管しています。
ただ、非常時には即座に灯油を買いに出かけなければならず、非常時の燃料系の購入の難しさは311のときに経験しているので、石油ストーブは保管してても使えないだろうなと思っていた次第。
カセットガスストーブはカセットコンロで使うカセットボンベを使用するので、燃料であるカセットボンベの長期保管が可能になります。
また、カセットボンベは会社のカセットコンロ用に時々購入しているので、長期保管中のカセットボンベの緩やかな入れ替えも可能になるわけです。
カセットガスストーブは日常的に使うには経費が高くつく暖房器具になりますが、非常時に使うものになるので高い安いは言っていられない次第。つか、これしか選択肢がないわけです。
燃焼時間の長い小型のものもありますが、冬の北国の非常時にはほぼ無意味なので、ちゃんとストーブの役目を果たす線を越えた大型のものを選んだ次第。

試験運転中に気づいたのですが、想定以上の暖かさ。もっとちゃちなものだと思っていましたが、1m離れてても30秒で顔が火照ってきます。
赤くなる面積が広いのと反射板効果のせいか、同じ大きさの石油ストーブに負けないくらいの熱量を感じます。
連続燃焼時間は1本のカセットボンベで2.5時間ということですが、実質2時間ぐらいでしょう。
今ストック中のカセットボンベは30本ぐらいなので、60時間分。これを2台で分けるので30時間分。
1日10時間点けるとして約3日分ですな。カセットボンベの買い増しは予定には入れています。
非常時のストーブに平常時の暖房効率はそもそも要求していないので、これで北国の木造の部屋全体を暖めるのははっきり言って無理です。ただ、近くに置くと確実に暖かいので、有ると無いとではかなり違うとは思います。
唯一の難点は、ボンベ接合部のゴム部品の寿命が10年なところ。10年で買い替えです。
2台で1年2000円の保険になりますが、まあ保険なので備えておきたいわけです。
311の時、寒い部屋の中で石油ストーブの暖かさが冷静さを保つのにすごく役立ちました。暖かさというものは、数値などでは語り切れないものがあるのかもしれません。
アフィでも何でもないのでリンクなどは特に書きませんが、興味のある人は「岩谷 CB-CGS-HPR」でググれば出てくるかも。オール電化&灯油使用器具未使用&非プロパンガスの環境では、こういうものが必要かもしれません。
まあ、大きい車がある場合はそこが非常部屋になるかもしれませんが、ウチの車は小さいので一時休憩所レベルにしかなりませんw
■追伸
36本のカセットボンベを追加したので、3日と6時間分追加。
総量で、6日と6時間分常備完了。