2015年12月08日

「音楽」カテゴリ新設

あえてこのジャンルにはあまり触れずにきたのでありますが、たまに書きたくなったら書いてみようと思える場所が自分ブログなのかもしれないということになり、相変わらずくどいわけですが短めに書くかもしれない次第。

どんな宗教にも翻弄されない自信がありますが、音楽はかつて自分を翻弄し続け、深く宿り、それは今でも反応熱を右脳に届けます。

生き物は体を作り維持するために栄養を摂取しますが、心の栄養のひとつが音楽なのかなとも思います。ビタミンみたいなもんです。
元気づけるための音楽とか癒すための音楽とかそういう日常に近いところのツール的なビタミンではなくて、もっとこうなんといいますか深いところの栄養です。もちろんツールにもなりますが、本来は源は深層にあると思います。

西洋医学の対面に漢方があるように、酸素の対面にあるのが音楽かもしれません。
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ベートーヴェン ピアノソナタ 第14番 「月光」

もともとはヨーロッパの古城が月の光に照らされて深いコントラストを描いている雰囲気なのですが、符間に潜む湿り気に気付くと妙に日本的に感じる時があります。

大変きれいな旋律でα波も自然とにじみ出ますが、喜怒哀楽の哀と共鳴しだすと富士の樹海のオーラとも不思議と一体化する冷たさも感じます。

いわゆる「月光」で知られているのはピアノソナタ第14番の第一楽章なわけで、他に第二楽章と第三楽章がありますが、この中の第三楽章がまた第一楽章とは違った激しさがあり、自分的には第一楽章とともに第三楽章も結構好きなわけです。

https://youtu.be/0siIoIWd62c
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2015年12月13日

ふたりの天使 Concerto Pour Une Voix

1. ダリダの「ふたりの天使」
中学生の時、FMから流れてきたこの曲を聴いて心を吸い込まれました。「ふたりの天使」を初めて聴いたのも、このダリダのバージョンです。
フランス語はダリダの声のためにあり、ダリダの声はふたりの天使のためにあり、ふたりの天使はフランス語のためにある、そう思えた時、この奇跡の結合現象に身を震わせたのであります。
東方見聞録の中で語られるジパングのように、遠い遠い国フランスに思いをはせたのでありました。
https://youtu.be/ZdfSpJ6uA7o

2. ダニエル・リカーリの「ふたりの天使」
この人もフランスの歌手です。「ふたりの天使」では、恐らく最も有名なバージョンになると思います。
スキャットの高音部ではグラデーションの不透明度が増し、やや不快な反響とともに現世との距離をどんどん離していきます。
楽器の奏でる音はそれとは対の存在で、地に根を張った地の人間の音。曲が進むにつれて地の人間の音は天使の声を遠ざけ、天使の声も地の人間の音をどんどん遠ざけていきます。両者の間の真空度は時間とともに増し、やがて無の世界がそこに広がっていきます。
それでも天使は地に降りることはなく、地の人間も地から離れようとしません。両者のそれぞれの音の間にある真空の無の世界。ふたつの音は確かにあるのですが、間が真空のため相互に相手の音が聞こえません。
しかし、第三の次元にいる場合はこの両者の音を同時に聞けますが、両者の距離感までは消すことはできません。
https://youtu.be/BFR2aqzKezk

3. どこかのライブ会場での「ふたりの天使」
ステージ上を天使が大真面目に舞いますので、、大笑いするか魂を抜かれるかのどちらかでしょうな。
https://youtu.be/bphPd5n-U04
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2015年12月21日

ショパン 24の前奏曲 第15番 変ニ長調 「雨だれ」

まだ小さいころ、住んでいた家には雨どいがありませんでした。
梅雨時の長雨のときは、窓の外には薄暗い雲を背景に一筋また一筋と屋根から流れ落ちる水筋が日が落ちるまで見えていた記憶があります。

梅雨時の長雨は湿度も上がって不快な気候ですが、それはすべてを捉えているからです。
ひとつの感覚器をシャットダウンさせるとき、これほど沁みる情景はおそらくあまり無いでしょう。
雨粒の落ち方も、筋の描かれ方も、水面の波の立ち方も、それらを目で追う動きも、そこに規則性は存在しません。しかし、その不規則性がマクロな規則を生み出すとき、右脳はそれを掌握できるのだと思います。

https://youtu.be/qIqmd1g8GMQ
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2016年12月12日

友部正人 「一本道」

訴えているわけでもなく
聴いてほしいわけでもなく
何かを裏に秘めるのでもなく
誰かの独り言がふと耳に届く
そんなものが唄なのかもしれないと思える時があります



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