
冬は雪かきをする機会が何度もありますが、雪かき時に装着する布マスクを新しく購入した次第。
今までの雪かき時にはサージカルマスクを使っていましたが、息苦しい・内側結露・防寒無しの状態でした。雪かきといってもけっこうな重労働で、呼吸も荒くなります。
新型コロナ関係で様々な布マスクが出てきており、これを感染対策に使うつもりは1%もありませんが、一人で延々と行う雪かき時にはいいと思ったのであります。
この布マスクは、表生地がリネン(麻)とコットンの混紡、裏生地がコットンWガーゼの2枚重ねになっており、5重構造の厚手のマスクです。縫製もまじめにしっかり作られているので、かなり丈夫そうです。

立体型なのですがそのラインが絶妙で、鼻と口の部分が特に大きく膨らむ上下非対称な弧になっています。そのせいで口元に確実に空間ができるとともに鼻をしっかり覆います。また、輪郭の裁断ラインもなかなかで、無駄に大きすぎないので隙間もできません。
耳ゴムも交換できる構造なので、これまたよきよき。

Wガーゼ2枚重ねの裏生地。縫製がとにかくまじめです。軍需用品かと思いましたw
ちなみにこれらの写真は一度洗って干したあとの写真なのですが、適切な縫製のおかげか型崩れもありませんでした。
実際に装着したかんじは、輪郭部に隙間ができていないのに楽に息ができます。しかし全く無抵抗でスカスカというわけではなく、5枚の生地を通しているなという抵抗感がちゃんとあるのがいいところ。それなのに呼吸時にぺこぺこしないので、裏生地が口に接触することはありません。雪かき時の使用中は5層の生地が体温と湿気を少しでも保持するはずなので、肺にものどにもやさしくなりそうです。
値段は送料を入れると1枚1000円を少し超えますが、これだけ高品質かつ手の込んだつくりなら納得。へたしたら10シーズンぐらいは軽く使えるかもしれません。
繰り返しますが、新型コロナ対策には今まで通りサージカルマスクのみを使用する次第。ウレタンとか布のマスクは使いません。