
停電時に家で使ういちばんメインのラジオを交換しました。SONY の ICF-801 です。
今回は音質をかなり重視した次第。この点においては、ネットの情報を総ざらいしました。
見ての通り日本語表示。周波数目盛やダイヤルも大型。じじぃになっても使えそうです。

今どき日本製。このラジオは一生モノとして使う想定です。

ライトボタンを押すと、周波数表示板が一定時間レトロなライトで照らされます。

家庭用電源と電池の両方を使用可能。電源コードは線だけのタイプ。

電池は、単2を3本使用。

非常時の備品は可能な限り単3電池で統一しているので、こんなのも用意しました。
まあ、電池が無くなるほどの長い停電は想定外ですが、念のため。

左が今までメインで使用していた SONY の ICF-305 。311の時は、このラジオを大音量で鳴らしました。
SONY なだけあって、大きさの割には音質や感度がいいです。

両機の比較をちょっとやってみます。ちなみに、旧機は自分の部屋の常備用にするつもり。
■ 音質
単純にスピーカーの大きいほうが音がいいです。自然な音が出る領域が広いということです。
特に中音から低音にかけての音域は小径スピーカーの苦手とするところ。サ行の再現も苦し紛れになります。
ICF-305 はそれでも音がいいほうでしたが、ICF-801 にはかないません。つか、同タイプの他機と比べても
ICF-801 は音がいいような気がします。
■ 感度
どっちも SONY で元々感度はいいので、両機に体感できる差は無し。
■ 電池
単2が3本というところが引っかかりましたが、電池変換パックがあれば解消する問題なのでOK。
頻繁に移動させるものでもないですし、単2のままでも重いとは感じません。むしろ、適度に低重心になり、押してもなかなか倒れませんw
■ 電池持続時間
これはアルカリ電池を使用した時の時間になりますが、丸1日つけっぱなしでも1週間以上もつわけなので、十分でしょう。
■ 購入価格
送料も入れて税込5400円ぐらいで買った記憶がありますが、今見たら値上がりしてました。恐らく、時期的な値上がりだと思います。
■ 周波数ダイヤル
指に触れる面積が全然違うので、かなり合わせやすくなりました。
非常時用なので、シンセチューニングとかは却下。プリセット機能も信用していませんw
非常時は心理的にも非常になっているので、誰でも直感でいじれるものが欲しかった次第。
■ 総括
限りなく単純なラジオなので、長く使えると思います。また、日本製ということでプラスαの安心度もあったり無かったり。性能とともに機能美も兼ね備えた古き良きソニーを感じるラジオです。